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盧泰愚 回顧録で‘5・18妄言’

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/491495.html

原文入力:2011/08/11 22:52(984字)
キム・ウェヒョン記者

"光州(クァンジュ)事態 真犯人はデマ" 流血鎮圧 正当性 主張
民主党・光州市 "歴史わい曲" 非難

盧泰愚(ノ・テウ)前大統領が自身の回顧録で 「5・18光州民主化運動の真犯人はデマ」と主張したことに対し、11日 民主党と光州市・市議会などが強力に批判して出た。

イ・ヨンソプ民主党スポークスマンはこの日‘盧泰愚は光州を二回殺そうとするのか’という題名の声明を出し、盧泰愚前大統領を糾弾した。イ スポークスマンは 「5・18民主化運動が新軍部独裁の執権陰謀からもたらされたという事実はすでに司法的判断まで終わった状態」として「数多くの光州市民を銃刀で虐殺した責任者が、過去の犯罪に対し国民と光州市民の前にいくら謝罪してもしたりないにも関わらず、歴史をわい曲する妄言をはばからないでいる」と話した。イ スポークスマンはまた、盧泰愚前大統領が軍部クーデターと流血鎮圧の正当性を主張したくとも「一時でもこの国の大統領であった人がする行動としてはとても幼稚で卑怯だ」として「歴史の前に完ぺきな秘密はない」ときっぱり線を引いた。続けて、盧泰愚前大統領に「国民に犯した罪に対し跪き処分を待ち、歴史の真実を公明に明らかにすることを促す」と明らかにした。

カン・ウンテ光州市長もこの日 個人声明を出し「盧前大統領の主張は一部政治軍人らの政権簒奪を正当化しようとする弁解に過ぎない」として「新軍部に相対して戦って犠牲になった英霊らに対する礼儀を欠く」と指摘した。市会議員らも「過去の過ちを破廉恥な弁解で一貫し真実を糊塗している」と批判した。

5・18光州民主化運動に対して盧前大統領は最近出した回顧録で、「光州事態の真犯人はデマ」であり「‘慶尚道軍人が光州市民を根絶やしにするために来た’などのデマを聞いた市民が武器庫を襲撃することになった」と書いた。また、5・17戒厳拡大に対しても「ソウルの人命と財産を保護するために治安維持次元でなされたと信じている」とした。 キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr

原文: 訳J.S