原文入力:2011/08/04 22:36(1438字)
ファン・ジュンボム記者
朴槿恵 執権ための政策構想 仕上げ‘速い動き’
オ・セフン‘政治生命 勝負手’住民投票に総力戦
チョン・モンジュン 来月の出版記念会後、大統領選挙への歩み強化
キム・ムンス 大学生向け講演と水害復旧奉仕活動
※左から朴槿恵(パク・クネ)、チョン・モンジュン、オ・セフン、キム・ムンス
与党の大統領競選候補など主要人物が静かだが忙しい8月を送っている。9月の定期国会と来年の総選挙、大統領選挙を控え政策と組織を整え活動半径を広げるのに忙しい。
ハンナラ党の有力大統領競選候補である朴槿恵前代表は執権のための政策構想が仕上げ段階に達し、支持組織も全国に構成された。朴前代表は8月の臨時国会や9月の定期国会で準備してきた政策を法案形態でリリースするという観測が多い。朴前代表のスポークスマン格であるイ・ジョンヒョン議員は4日ラジオに出演し「まもなく定期国会だが大統領競選候補だと言って大統領選挙を1年5ヶ月も残しているときに国会に通えば国家や国民の役に立たない」として政治的歩みは年末以後に本格化すると明らかにした。
朴前代表は昨年末にスタートした国家未来研究院(院長 キム・クァンドゥ)等、分野別専門家たちと一週間に三,四回の討論を繰り広げた。朴前代表のある側近は「もう活発な政策歩みをする時になった」と話した。支持組織でもカン・チャンヒ前議員が常任顧問を受け持っている‘国民希望フォーラム’の16市・道別組織構成を終えた。
チョン・モンジュン前代表は仕上げ段階の自伝的エッセイ執筆を終え、9月初めの出版記念会を契機に大統領選挙の歩みを強化する予定だ。チョン前代表は夏期休暇も返上し最近はソウルの水害現場を訪問するなど民生歩みにも素早い動きをしている。彼は4日には駐韓日本大使館を訪問し、武藤正敏大使に日本軍慰安婦問題の真実糾明と謝罪を促す書簡を菅直人日本総理宛に渡した。
オ・セフン ソウル市長は当分は水害被害復旧に集中した後、来週からは来る24日に実施される無償給食住民投票に注力する予定だ。住民投票が大統領選挙とは関係ないと明らかにしているが、政界では投票結果によりオ市長の政治進路がかかっているという見方をしている。 ハンナラ党内では水害まで重なりオ市長の住民投票にはずみがつきにくいという観測が多いが、オ市長としては政治命を賭けた勝負手として総力を注ぐほかはない境遇だ。
キム・ムンス京畿知事も一般国民との接触面を広げている。キム知事は4日、国会議員会館でハンナラ党が大学生を対象に用意した‘キャンパス キュー’の最初の講師として出演し‘大韓民国を愛しています’という主題で講演した。最近ではファンクラブ会員たちと共に水害復旧奉仕活動をすることもした。
イ・ジェオ特任長官は早ければ来週にも長官職を捨て党に復帰する予定だと側近が伝えた。イ長官は最近、日本自民党議員らの入国禁止を主張し独島で歩哨に立つなど関心を集めた。イ長官を巡り支離滅裂な党内親イ系の求心点になるという展望があるが、イ長官側は「混乱を起こさずに静かに地方区議員として活動する」と語った。イ長官は来年の総選挙以後、大統領選挙の歩みに出るという観測が絶えない。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/490507.html 訳J.S