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発起人大会に7千人・投資金 23億 集めたとして… "キリスト教銀行設立" 牧師の詐欺

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/490330.html

原文入力:2011/08/03 21:39(990字)
キム・テギュ記者

信用不良になるや巨額渡してキリスト教人士を利用…カン・ポヨン牧師 拘束起訴

保守キリスト教系人士を動員したキリスト教銀行設立の動きが検察による捜査の結果、詐欺であることが明らかになった。
ソウル中央地検刑事1部(部長 シン・ユチョル)は「グラミン銀行をモデルにしたキリスト教社会福祉銀行を作る」として、牧師と信徒284人から投資金名目で23億8000万ウォンを受け取り横領した容疑(詐欺)でカン・ポヨン(65)牧師を拘束起訴したと3日明らかにした。

カン牧師のキリスト教銀行設立推進は昨年11月、ソウル、中区、奨忠体育館で7000人余りが集まった‘発起人大会’を盛大に行い話題になった。韓国社会福祉金融設立委員会委員長資格で行事を主催したカン牧師は「既存銀行を取得するなり新たに銀行を設立する方法で資本金1兆5000億ウォン規模の第1金融圏のキリスト教銀行設立を推進する」と主張した。オム・シンヒョン韓国キリスト教総連合会名誉会長とチャン・ソクク成功21ソウル協議会代表会長など保守キリスト教系人士も貴賓として参加しキリスト教銀行設立に力を加えると明らかにした。発起人大会に先立ち「銀行という名前を使ったり銀行設立を名目に投資金を集めることは違法」という金融当局の警告があったが、彼らは意に介さなかった。

検察による調査の結果、カン牧師は保守キリスト教系人士の後光を利用するために賞金・献金・交通費などの名目で彼らに100万~1億ウォンを渡していた事実が明らかになった。信用不良者であるカン牧師はソウル、蚕室洞(チャムシルトン)で新希望教会を運営し賃貸料を払えず昨年5月に追い出された後、こういう詐欺行為を構想したという。

数人の牧師を抱き込み株式販売に乗り出し「建物貸切保証金と教会建築資金を支援する。事前に株式を購入した教会に優先的に融資を与える」として財政的に劣悪な教会を犯行対象にしたと検察は明らかにした。

キム・テギュ記者 dokbul@hani.co.kr

原文: 訳J.S