原文入力:2011/08/02 21:51(964字)
ユ・ソンヒ記者
延世・漢陽・建国大 10%以上 引き上げ
物価反映上限線 5.1% 大きく越える
ソウル市内の一部大学が今年の季節学期授業料を多いところで10%以上 上げたことが明らかになり、‘授業料引上げ率 上限制’に違反したという論議が起きている。
全国授業料ネットワーク(授業料ネット)は2日、ソウル市内33ヶの4年制私立大の今年度季節学期授業料現況を調査した結果、9大学(27%)が昨年より平均6.5引き上げていたことが明らかになったと発表した。調査対象33大学の今年度季節学期の単位当たり授業料平均額は昨年に比べ1.79%上がった8万4256ウォンだった。
しかし、季節学期授業料を上げた9大学の単位当たり授業料は△ソウルキリスト大22万2000ウォン(引上げ率 4.72%) △高麗大 11万2000ウォン(2.75%) △延世大 11万ウォン(11.22%) △西江大 10万ウォン(3.09%) △成均館大 9万1000ウォン(2.48%) △漢陽大 8万7000ウォン(12.99%) △建国大 8万5000ウォン(13.33%)等であり、全体平均の授業料より高かった。特に延世大、漢陽大、建国大など3大学の季節学期登録料引上げ率は今年登録料引上げ率上限線の5.1%(物価上昇率×1.5)を大きく越えた。
アン・ジンゴル授業料ネット政策チーム長は「各大学が表では正規学期授業料を上げないように広報して置きながら、裏では季節学期授業料を大幅に上げる姑息な手を使っている」として「高等教育法上の趣旨から見れば、季節学期授業料も上限制の対象であり、教育科学技術部が立ち上がり行政的、財政的制裁をしなければならない」と主張した。
これに対して教科部関係者は「高等教育法上、季節学期授業料の引上げ率も上限制の対象であることはそのとおりだが、今年は除いた」として「来年からは季節学期授業料も上限制に含ませる方案を検討する」と話した。ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr
原文: 訳J.S