原文入力:2009-02-22午後09:57:49
党政調, 高熱量・低栄養食品規制…2010年初め施行
イユ・チュヒョン記者
来年から学校内売店と学校から半径200m内の区域では、熱量が高いハンバーガー・ピザ・カップラーメンなどの販売と広告が禁止される。新しく作られる高熱量・低栄養基準を適用すれば現在市中で売られているインスタントフードと飲み物の80%以上が規制対象になる。
アン・ホンジュン ハンナラ党第5政策調整委員長は22日、ハンナラ党本部で記者会見を行い「食品医薬品安全庁とハンナラ党が協議した結果、子供の肥満を防ぐために高熱量・低栄養食品を規制する告示を準備した」と明らかにした。
党政調が新しく用意した高熱量・低栄養食品規定は炭酸飲料・菓子・パンのような‘おやつ用子供嗜好食品’の場合、1回提供量あたり熱量250kcalまたは飽和脂肪4gまたは糖類17gを超過し、同時に蛋白質2g未満である場合、またはこれに該当しなくても熱量500kcalまたは飽和脂肪8gまたは糖類34gを超過する時に該当する。ハンバーガー・ピザ・カップラーメンなど‘の食事代用食品’は熱量500kcalまたは飽和脂肪4gを超過すると同時に、蛋白質9g未満またはナトリウム600㎎を超過する場合、またはこれに該当しなくても熱量1000kcalまたは飽和脂肪8gを越えれば高熱量・低栄養食品に分類される。
党政調が昨年2月から今年2月まで調査した結果、こういう新しい基準を適用すれば現在市中に流通するハンバーガーの83%,ピザ86%,カップラーメン88%が高熱量・低栄養食品に該当する。オレンジジュースなど果物と野菜の飲料は100%,炭酸飲料も65%はこの基準に該当する。
党政調は‘児童食生活安全管理特別法’を改定し高熱量・低栄養食品基準に該当する食品は学校売店と学校から半径200m内の食品安全保護区域では販売できないように制限し、近々細部基準を用意し広告も禁止する方針だ。こういう規制は新しい基準に対する適応期間を考慮し、来年初めから本格施行される予定であり、生産業者は今年末までに飽和脂肪・糖類などの熱量成分とナトリウム含有量を大幅に下げなければならない。
アン・ホンジュン委員長は「企業に負担があっても子供の健康がとても深刻な状況であり強力な制裁措置をすることが必要だ」と強調した。 イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr