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一斉試験成績高めようと運動選手を除いた学校が多い

原文入力:2009-02-23午前07:45:08
ソウル・光州・全北・済州あちこちで排除…“平均が下がると不受験”
正しい教育父兄会会長 “非教育的形態、随所で露見”

全国学業達成度評価の‘成績操作疑惑’波紋が全方向に広がっているなかで昨年10月の評価の際、全国あちこちで運動部の生徒たちが試験を受けなかったことが確認された。これに伴い、学校側が成績を高めようとわざと運動部の生徒たちを試験から排除したのではないかとの疑惑が起きている。

22日ソウル地域の高校らの話を総合すれば、C高,J高,S女子高など10ヶ余りの学校で昨年10月行った学業達成度評価の時に運動選手たちを試験から除外した。C高の場合、野球部と囲碁部の生徒13~14人が全員試験を受けなかった。C高O・某教頭は「(学業達成度評価が)学年初めの日程にはなかったために、あらかじめ決めていた訓練日程を変更できなかった」として「学校の成績を高めるためにわざと運動選手たちを試験から除外させた訳ではない」と説明した。 C高もアイスホッケーの選手6~7人が試験を受けなかった。

ソウル市教育庁関係者は「学業達成度評価の時、運動部の生徒たちを含ませるかやめるかに対する教育科学技術部の指針がなく,まだ現況把握されていない状態」として「学業達成度評価過程に対する再調査がまもなく始まるだけに試験を受けなかった運動部の生徒がどれくらいいるのかも調査する」と話した。

他地域の状況もほぼ同様だった。野球部を運営する光州C中関係者は「野球部の生徒たちは試験を受けなくても良いと聞き昨年10月学業達成度評価の時に試験を受けなかったと記憶している」と話した。野球部とバスケットボール部がある全北C高関係者も「運動選手たちは全国単位一斉試験を最初から受けなかった」と話し、済州地域のある教師は「運動選手たちを試験対象に含ませれば全体平均が下がるから含ませない」と話した。全教組大邱支部は「大邱市内中・高校の随所で運動部の生徒を試験および採点から除外したという情報提供が相次いでおり、事実関係を調査中」と話した。だが光州M中の場合には、当時3学年の野球選手9人が全員試験を受けたことが確認された。

チャン・ウンスク正しい教育のための全国父母会会長は「一斉試験と成績公開を通じて全国の地域と学校を成績序列化しようとする政府政策のために、成績を操作し運動部の生徒たちを評価から排除するなど深刻な非教育的形態らがあちこちで露見している」として「こういう副作用が更に深刻になる前に教育当局は一斉試験を中断しなければならない」と主張した。

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/340323.html

一方、学業達成度評価の基礎学力未達生徒数を虚偽報告した全北,任実教育庁が統計資料を基本的に操作した情況が明らかになった。任実S小学校とC小学校関係者たちはこの日「道教育庁が去る19日記者会見で‘任実教育庁パク・某奨学官が今年1月6日一線学校に電話をして口頭報告を受けた’と発表したが、教師などに確認してみると‘教育庁から電話を受けたことはなかった’と話した」と明らかにした。
チョン・ミニョン記者,全国総合minyoung@hani.co.kr
原文: 訳J.S