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不況に例外ない…‘看板’は忘れろ

原文入力:2009-02-21午前09:54:46
[ソウル大 就職キャンプ行ってみると]

チョン・ユギョン記者

←ソウル大経歴開発センターが開いた‘冬季就職力量強化キャンプ’に参加したソウル大生たちが20日午後ソウル,冠岳区の農業生命科学大講義室で性格・実務面接を受けている。 シン・ソヨン記者viator@hani.co.kr

“幅が狭いネクタイは避けた方が良いです。” “面接服装の基本は暗い色の洋服に白色シャツです。”
20日午前、ソウル大農業生命科学大学200棟のある講義室。チ・スヒョン ビルドイメージ研究所室長がある男子学生を呼びとめて‘面接服装’の失敗を一つ一つ指摘し始めた。“ネクタイ色は自由に選ぶことができるが、どうせなら会社ロゴの色を….”ダークグレーの洋服を着た男子学生は忠告の度に真剣な表情で頷いていた。ソウル大経歴開発センターが開いた‘冬季就職力量強化キャンプ’には卒業予備生学生40人が集まった。

ネクタイ色・表情の一つにも‘就職の技術’が隠れている

履歴書~面接まで予行演習…志願者90人余り集まって

この日行われた‘面接イメージ メーキング特講’のために参加学生たちは皆スーツを着て来た。チ室長は「口にはスマイル ラインを、挨拶は腰を下げて、身なりも戦略をたてること」等の‘印象改善方法’を講義した。イ・ミョンバク大統領,バラク・オバマ米国大統領など名士らのイメージを見せて身なりの長短所を分析する時はあちこちで「そう、そう」の声が出た。 午後には‘芸能人の貸金業広告,どう思うか’を主題に‘討論面接’に対する予行練習が進行された。

ヒョソン グループ キム・ヨンウォン常務の講義が行われた前日には参加学生たちの顔に強い緊張が立ちこめた。キム常務は講義で「以前ならソウル大の看板ならば学科を問わず採用したことがあるが今は事情が全然違う。ブラインド面接など採用環境が変わった後、ソウル大生たちが別段差別性を見せられずにいる」として‘ソウル大出身’を手厳しく突いた。

最悪の就職難が予告され、ソウル大が本格的に‘就職対策’に出た。ソウル大の‘就職キャンプ’は‘実質的な就職対応が必要だ’という学生たちの要求で昨年から始まった。企業人事担当者とコンサルタント,イメージ メーキング専門家などが講師に立ち、履歴書作成,面接実務,討論面接対策を講義する。

パク・コンジョン経歴開発センター研究員は「他の大学はかなり以前から学校単位で就職対応の各種講義を開いて反復学習をさせているが私たちは多少遅れた」として「類例がない就職難が予想され具体的で実務的な就職対応が必要だと判断しキャンプを開くことになった」と話した。

学生たちの関心も以前とは違う。今回のキャンプには昨年の二倍を越す90人の支援者が集まり卒業生優先で参加者を選別した。

キャンプに参加したチョ・トゥヒョン(26)氏は「昨年十ヶ所以上願書を書いたが結局みな落ちて就職戦線で出身学校が特別な利点にならないというのを切実に悟った」として「講義を聞いてこの間私が自己紹介書をとても誠意なく書いていたことを知ることになった」と話した。来る8月卒業予定のキム・ジヨン(23)氏は「私たちの学校は他の学校に比べて、こういう就職関連プログラムが殆どなかった」として「昨年大企業インターンに何回支援しても落ちた経験があって、キャンプに参加したが多くの刺激になった」と話した。


チョン・ユギョン, ソンチェ・ギョンファ記者edge@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/340130.html

原文: 訳J.S