本文に移動

韓国戦争遺族会も "‘李承晩特集’中断せよ"

https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/477750.html

原文入力:2011-05-12午後09:20:07(711字)

チェ・ソンジン記者

‘韓国戦争前後 民間人被虐殺者 全国遺族会’(常任代表議長 キム・ジョンヒョン・遺族会)が12日声明を出し<韓国放送>(KBS)‘李承晩特集’の製作中断を要求した。

遺族会は声明で「李承晩前大統領は韓国戦争前後、自分の政権に障害物になる人ならば老若男女の別なく無慈悲に虐殺した」とし「保守団体がイ前大統領を‘建国の父’として浮き彫りにしている状況で、韓国放送が李承晩特集を放送するということは彼を美化し歴史をわい曲するという意志の表現」と指摘した。

遺族会は該当特集の製作中断を要求する一方、放送で韓国戦争当時に李承晩政権により犠牲となった遺族に対する正確な紹介がなされないと判断される場合、韓国放送側に放送禁止仮処分申請など法的責任を問うと明らかにした。チョ・ドンムン遺族会事務局長は「真実・和解のための過去史整理委員会活動により韓国戦争当時 アカ呼ばわりされ犠牲になった民間人の名誉が今ようやく一部回復した」として「該当特集が李承晩政権の民間人虐殺問題を無視したりわい曲する場合、最後まで責任を問うだろう」と話した。

これに対してハン・サンドク韓国放送広報局長は「遺族会側からそのような意見を現在・当時の状況などを取材している製作スタッフに伝達するならば製作に十分に参考とするだろう」と話した。

チェ・ソンジン記者 csj@hani.co.kr

原文: 訳J.S