原文入力:2011-04-21午後10:01:08(1185字)
雇用労働部 調査結果
チョン・ジョンファン長官は "事故らしい事故はない" 主張
チェ・サンウォン記者、パク・ヨンニュル記者
4大河川事業現場で起きた労働者死亡事故の大部分が施工企業等の安全措置軽視に起因したという事実が雇用労働部の調査結果で確認された。しかし4大河川の事業主務部署である国土海洋部は事故原因を主に労働者個人のミスのせいにしている。チョン・ジョンファン国土部長官は国会に出席し「事故らしい事故は殆どなく大部分が本人のミス」と話した。
21日、雇用労働部傘下の各地方雇用労働庁が昨年1月以後去る2日まで4大河川事業現場で発生した死亡事故14件を処理した結果によれば、原因調査が終った7件中の6件で施工企業等が墜落防止装置をきちんと設置しなかったなど、安全措置を軽視していた問題点が明らかになった。1件は単純交通事故に分類され、残りの7件中4件は調査中、3件は個人事業者が被った事故という理由で原因調査集計結果から除いた。各地方雇用労働庁は、事故が起きた現場の安全管理責任者、施工業者代表など12人(法人含む)を産業安全保健法違反嫌疑で立件するよう検察に意見を出した。
それでもチョン・ジョンファン国土部長官はこの日 国会法制司法委員会に出席し「大部分が本人のミスによる交通事故や溺死事故など」と話した。また「夜間作業をして事故が起きたことはない」と事実と異なる発言をした。先月22日、慶南、咸安郡、漆北面の洛東江18工区では夜9時を過ぎて浚渫作業をしていた労働者が亡くなった。
国土部がアン・ホンジュン ハンナラ党議員に出した‘4大河川事業事故現況’資料によれば、国土部は14件の内の9件の事故原因を‘作業者不注意’に分類し、4件は作業順序不遵守、設備誤作動、呼吸不全、安全装具不着用など作業者のミスや健康に事故原因を求めた。作業者のせいにしなかったのは仮防水の流失により起きた去る1月23日の漢江2工区事故だけだった。
ある地方雇用労働庁の勤労監督官は「例えば川で作業する時に労働者が誤って落ちることがあるので安全欄干を設置するなどの措置を義務化している」と話した。2009年8月以後、この日までに4大河川事業現場では18件の事故で労働者19人が犠牲になった。
これに対し、イ・ジェブン国土部4大河川再生推進本部副本部長は「事故には常に色々な原因があり、機関ごとに主要原因を見る視角や分類方式、用語が異なることもある」と話した。 昌原/チェ・サンウォン記者、パク・ヨンニュル記者 csw@hani.co.kr
原文: 訳J.S