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‘びっくり学力’ 任実(イムシル)成績操作疑惑

原文入力:2009-02-18午後11:38:14
“一部小学校6年生 半分以上 基礎学力未達
任実教育庁, ‘0’名で全北道教育庁に報告”

パク・イムグン記者キム・ソヨン記者

教育科学技術部が去る16日、国家水準学業達成度評価結果を公開し、小学校6学年基礎学力未達者比率が全国で最も低い地域だと発表した全北,任実地域で成績集計が一部操作されたという主張が提起され教育当局が調査を始めた。これに伴い教科部が史上初めて公開した全国地域別学業達成度評価結果の信頼度を巡る論議が大きくなるものと見られる。

18日任実教育庁と全北地域教育団体らの話を総合すれば、教科部が基礎学力未達生徒が1人もいないと発表した任実地域小学校6学年の社会・科学・英語の三科目で、一つの小学校だけで6学年全体生徒11人中、各々6人・6人・2人の基礎学力未達生徒がいたという主張が提起された。学校側がこういう内容の採点結果を報告したが任実教育庁が実際の採点結果とは違い未達学生が全くいないとして書類を作成し全北道教育庁と教科部に報告したということだ。

また全国教職員労働組合,全北支部など全北地域教育運動団体等は任実教育庁が管内学校教師たちに採点結果と関係なく基礎学力未達者が1人もいないことにして報告するように圧力を加えたという主張も提起している。

全教組全北支部関係者は「全北地域で広範囲な成績操作の証拠が発見された」として「具体的な資料などは19日午後2時に記者会見を通じて発表する」と話した。この関係者は「試験点数で全国次元の競争が付くならば、教育条件が劣る地域では不道徳なことをするほかはないだけに学業達成度評価の結果公開は中断されなければならない」と主張した。

これに対して任実教育庁は「教科部報告締め切り期間に合わせて資料を送らなければならなかったために電話で‘未達者が1人もない’という報告を受けた」として「後ほど公文書を通じて見たらS小学校で未達者が五科目で計21人いると分かった」と弁明した。この関係者は「S小学校6学年は11人なのに、一部科目で半分を越える6人が未達者というものが納得がいかない」として「担当教師が点数計算を間違えた可能性もある」と付け加えた。教科部関係者は「ひとまず全北道教育庁次元の真相調査結果を見守った後に立場を明らかにする」と話した。

任実地域は今回の評価で15ヶ所の小学校6学年学生250人が試験を受け、教科部は評価結果を公開して「任実地域が英語など三科目で基礎学力未達学生が一人もいなかった」として「これは放課後学校など教師たちの情熱と校長のリーダーシップのおかげ」と褒め称えた。一部言論も‘任実の奇跡’として模範事例として紹介することもした。 任実/パク・イムグン,キム・ソヨン記者pik007@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/339712.html

原文: 訳J.S