本文に移動

三度 変わった ‘広報指針’ 総理答弁 ‘論難’

原文入力:2009-02-18午後09:06:02
人事聴聞チームはなかった→何も知らない→あったら非公式
民主党議員 対政府質問に “報告により”
“Eメールは個人問題…処理終わり” 繰返す

カン・ヒチョル記者

←ハン・スンス総理が18日午前、国会本会議場で開かれた教育・社会・文化分野 対政府質問で‘大統領府Eメール広報指針’と関連したチョン・ジョンベ民主党議員の質問に答えて多様な表情をつくっている。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

大統領府の‘Eメール広報指針’を巡る論難は18日の国会対政府質問でも再演された。質問に出た民主党議員たちはハン・スンス国務総理が国会で嘘をついたとし荒々しく責め立てたが、ハン総理は‘東問西答'式の答弁で鋭鋒を避けた。

初めての質問者として立ったチョン・ジョンベ民主党議員は今回の疑惑事件を‘非人間的行為メール ゲート’と呼び特別検査の捜査を繰り返し促した。彼はハン総理に「国民のくやしい死をまた別のくやしい死で覆おうとした今回の試みはまた別の非人間的行為だ。イ・ミョンバク政府は今回の‘非人間的行為メール ゲート’を隠そうと最小限七度の嘘をつき、総理もまさにこの席で嘘をついたという疑惑がある」としてハン総理を強く責めたてた。「ソウル警察庁人事聴聞チームはなかった」というハン総理の答弁を衝いた質問だ。

実際にハン総理は人事聴聞チームの存在を2度も強く否認した。 彼は去る16日国会対政府質問でユン・サンヒョン ハンナラ党議員の質問を受けて「(人事聴聞チームを構成した)そのような事実はないと聞いたし、もう一度申し上げるが警察庁長官内定者に対して国会に人事聴聞を要求したことがないから人事聴聞チームはなかった」と答えた。

また17日の対政府質問でもキム・ヨンロク民主党議員の質問に「そのチームを組織しなかったと報告を受けたが、しかしそれが事実だと言われるなら私は何も知らない」と話した。

しかし人事聴聞チームが活動したという事実は警察も認めている。 警察はキム・ソクキ前警察庁長官候補者が国会人事聴聞会に出る場合に備えて、先月19日警察庁パク・某警武官を責任者とし15人規模の人事聴聞チームを設けた。ソウル警察庁に事務室を整え20余日間活動したこのチームは去る12日キム候補者が自主的に辞退して解散した。ところがハン総理はこのチームの存在自体を否認した。

警察からパク警武官以下チーム員15人の名簿を提出させたキム・サンヒ民主党議員は午後の対政府質問で名簿を広げて見せて「一国の総理が国民がみな見守る国会で堂々と嘘をついた状況だ。総理は虚偽報告を受けたのではないのか」と問い詰めた。

しかしハン総理は「公式的には人事聴聞チームはなかった。非公式的に作ったものだろう。虚偽報告を受けたということではない」と答えキム議員から「どうしてそのように苦しい返事をするのか」という叱責を受けた。

ハン総理はまた「大統領府Eメールと関連して個人的な次元だとして措置が終わった」としてごまかして移った。Eメールを直接作成したというイ・ソンホ行政官に対する辞表受理でこの事件は一段落になったという既存の立場を繰り返した。彼は「特検を導入して大統領府Eメール サーバーを押収捜索するようにしなければならない」というチョン議員の主張に対しては「政界の合意が必要だから総理が見解を明らかにするのは適切でない」として避けた。

カン・ヒチョル記者hckang@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/339676.html

原文: 訳J.S