原文入力:2009-02-17午後08:30:59
市弁 “控訴する”
ノ・ヒョンウン記者
ソウル南部地方裁判所民事16部(裁判長 ヤン・ヒョンジュ)は“米国産牛肉に対するわい曲報道で社会的混乱を招いた”として国民訴訟人団2455人が<文化放送>(MBC) ‘PD手帳’を相手に出した損害賠償訴訟を棄却した。
裁判所は「PD手帳は時事告発プログラムで多少誇張され扇情的であることもあるが国民の知る権利を保障する役割を果たしているという点を考慮する時、放送に不正確な部分があり多数の視聴者が精神的苦痛を味わったとしても放送会社や製作陣に責任を問うことはできない」と棄却理由を明らかにした。裁判所はまた「原告らが米国産牛肉の有害性有無について家族・知り合いなどと見解対立があったとしても、これは必ずしも放送によったことと断定できなく、こういう見解対立は民主主義社会で必然的に甘受しなければならない世論形成過程の陣痛として受け入れなければならない」と話した。保守指向の‘市民と共にする弁護士ら’(市弁)は昨年9月国民訴訟人団を集め24億5500万ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。市弁のイ・ホン共同代表は「今回の判決は視聴者の権利を認めないものであり弁論の機会さえ公平に受けることができなかった」として控訴意思を明らかにした。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr