原文入力:2009-02-17午後11:37:59
チョン・ミニョン記者
最近ソウル,江西区でパン屋女主人を拉致した容疑者2人の内、検挙されていない1名が警察がエサとして提供したニセ紙幣を使っていることが明らかになり、模造紙幣流通に対する憂慮が大きくなっている。
ソウル,江南警察署は拉致容疑者チョン・某(32)氏が17日午後6時頃、ソウル江南区,三成洞で警察から受け取った模造紙幣700万ウォンでインターネット直取引サイトを通じ250㏄バイクを購入したと明らかにした。チョン氏にバイクを売ったパク・某(31)氏は受け取った紙幣の形と一連番号が奇妙だと感じ警察に申告し、警察が直ちに容疑者を追跡したが検挙に失敗した。
チョン氏は拘束された共犯シム・某(28)氏と去る10日夜11時30分頃ソウル,内鉢山洞のあるパン屋に入り女主人に暴行し乗用車で拉致した後、現金7千万ウォンを要求した疑惑を受けている。女主人の夫から模造紙幣7千万ウォンを渡された彼らは拉致19時間ぶりに女主人を解放した。警察は携帯電話基地局記録とソウル市内主要道路の閉回路テレビに写った車両を分析し容疑者シム氏を去る13日検挙した。
チョン・ミニョン記者minyoung@hani.co.kr