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ろうそく集会 単純参加者らに宣告猶予判決

原文入力:2009-02-16午後11:01:14
“厳しい責任を問うのは苛酷”

パク・ヒョンチョル記者

米国産牛肉輸入反対ろうそく集会に参加した容疑で略式起訴され正式裁判を請求した人々に宣告猶予判決が下された。宣告猶予というのは有罪が認められるが処罰必要性が微弱だという判断の下に宣告を猶予して2年が過ぎれば免訴されるものと見なす制度だ。

ソウル西部地方裁判所刑事4単独キム・ソンヒ判事は16日、昨年5月ソウル,西大門区,新村ロータリーで開かれたロウソクのあかり文化祭に参加した容疑(一般交通妨害など)で起訴されたイ・某(33)氏など3人に罰金50万ウォンの宣告を猶予した。キム判事は「有罪は認められるが多くの参加者中でイ氏をはじめとするきわめて一部だけ逮捕し起訴されたものであり、単純参加者に過ぎなかった点などを考慮した」と明らかにした。

この裁判所の刑事7単独キム・ジンヨン判事も同じ嫌疑で起訴されたキム・某(24)氏に同じ理由で罰金50万ウォンの宣告を猶予した。裁判所関係者は「多くの人々が参加したろうそく集会で連行された被告人の一部にだけ厳しい責任を問うのは苛酷だという趣旨」と説明した。無罪を主張したイ氏などと検察も全て判決に従わなず控訴した。

検察はろうそく集会連行者1200人余りを昨年10月から罰金50万~300万ウォンで略式起訴した。罰金刑の略式命令請求に従わず正式裁判を請求した一部に1審で罰金刑が宣告されているなかで宣告猶予判決が下されたのは今回が初めてだ。

パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/339220.html

原文: 訳J.S