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警察 ‘PD手帳 用役動画見て会議’は容認

原文入力:2009-02-15午後11:53:38
機動隊幹部10人余り集まって…現場指揮 シン・トゥホ機動本部長が主催
虚偽陳述強要は否認…“検察が隊員探してくれと頼むので視聴”

チェ・ヒョンジュン記者ソン・ホジン記者

‘警察が龍山撤去民篭城鎮圧過程で用役業者が介入したという疑惑を隠そうと対策会議をした’というイ・ソクヒョン民主党議員の主張が相当部分事実と明らかになっている。

ソウル警察庁機動本部所属のある中隊長は15日<ハンギョレ>との通話で「去る5日午前、機動隊の中隊長と小隊長など10人余りが集まり去る3日に放映された<文化放送> ‘PD手帳’の一部分を一緒に見た」と話した。彼は「特に‘POLICIAと書かれた私製盾を持った人々が登場する場面を主に見てどの中隊がこの人らを目撃したかを確認した」と話した。

この日の会議は鎮圧作戦を現場指揮したシン・トゥホ機動本部長が主催し、出動中を除いた部隊幹部らが皆参加したと分かった。
これに対して会議を招集したシン本部長は「‘PD手帳’放映翌日の4日検察から‘用役職員を見た隊員がいるか’と尋ねられ、これを確認するために集まった席であった」として「中隊長,小隊長などを集めて動画の一部分を見た」と認めた。しかし「(会議で) ‘検察に行って虚偽陳述をしろ’と強要したことはない」と話した。

イ・ソクヒョン議員は去る13日、国会対政府質問で「当時現場に投入された中隊長などを招集して‘PD手帳’動画を見せ、‘検察が呼んでも用役要員を見たことがないと述べろ’と虚偽陳述を強要した」として‘口裏合わせ’疑惑を提起した経緯がある。

シン本部長はこの日の会議の性格について「‘PD手帳’放映翌日、検察から‘用役を見た隊員らを探してくれ’という要請がきて翌日(会議で動画を)視聴した」として「用役職員等を見たという隊員1人を会議前に検察に送り、会議の後に追加で隊員10人をさらに送った」と話した。言論の疑惑報道とこれに対する検察捜査に協力するための次元であったということだ。ヨンサン参事を捜査した検察関係者はこれと関連して「私製盾を持って白いヘルメットをかぶった人々の実体を明らかにするために現場機動隊隊員を呼び調査したが大きな役に立ってはいない」と話した。シン本部長は警察の過剰鎮圧と関連して‘PD手帳’が放映される前の1月に2度検察調査を受けた。

これに対してイ・ソクヒョン議員側は「検察は‘警察と用役業者が合同作戦を行った’という情況を見せる無線記録が出てきた時も、‘不明瞭な鎮圧現場の誤認報告’という警察の主張をそのまま受け入れたことがある」として「当時鎮圧現場を指揮した責任者が言論の疑惑報道に対して内部会議を開いたこと自体が検察捜査に組織的に対応したという傍証」と話した。 チェ・ヒョンジュン,ソン・ホジン記者dmzsong@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/338968.html

原文: 訳J.S