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‘三星 上告審’ 審理中の最高裁判事交替

原文入力:2009-02-15午後10:37:01
コ・ヒョンチョル,パク・シファン,パク・イルファン

パク・ヒョンチョル記者

大法院が各小部(訳者注:民事部・刑事部・特別部)最高裁判事構成を改編しイ・ゴンヒ(67)元三星会長などが起訴された‘三星事件’を審理する最高裁判事構成が大きく変わる。これによってこれまで審理過程で他の最高裁判事らと見解を異にしてきたと知られた最高裁判事がこの事件小部審理から抜け出ることになった。

大法院はコ・ヒョンチョル最高裁判事が17日退任し、シン・ヨンチョル最高裁判事が任命されることによってイ・ヨンフン大法院長を除いた残りの最高裁判事12人の中から4人で構成された小部を18日から全面改編すると15日明らかにした。大法院は「1・2・3部に必ず序列1~3位の最高裁判事が各々入るように小部構成を調整してきた」として「コ・ヒョンチョル最高裁判事退任で序列が変わったため全体的な調整が必要だった」と説明した。大法院が小部構成を変えたのは2005年11月パク・シファン,キム・ファンシク,キム・ジヒョン最高裁判事3人が同時に就任した時以後3年3ヶ月ぶりだ。翌年イ・ホンフン最高裁判事など5人が就任した時は空席を満たすだけで終わった。

今回の改編により大法院1部はキム・ヨンナン,イ・ホンフン,キム・ヌンファン,チャ・ハンソン最高裁判事、2部はヤン・スンテ,キム・ジヒョン,チョン・スアン,ヤン・チャンス最高裁判事、3部はパク・シファン,パク・イルファン,アン・テヒ,シン・ヨンチョル最高裁判事で組まれることになった。三星特検事件の主審だった1部キム・ジヒョン最高裁判事が2部へ席を移し、ホ・テハク,パク・ノビン前三星エバーランド社長事件の主審だった2部キム・ヌンファン最高裁判事が1部に移動した。これに伴い1部がホ・テハク,パク・ノビン前三星エバーランド社長事件を受け持つことになり、2部は三星特検事件を受け持つことになる。

結果的にこの間、三星事件審理に参加した8人の最高裁判事の中で退任するコ・ヒョンチョル最高裁判事の他にもパク・シファン,パク・イルファン最高裁判事が1・2部から抜け出ることになる。大法院(最高裁)は三星事件に対して昨年末の宣告を目標に審理を進行したが一部最高裁判事が他の最高裁判事らと異見を示し、今まで宣告を出来ずにいる。小部は既存判例を変えるためや最高裁判事らの間の意見が一致しない場合に事件を最高裁判事皆が参加する全員合議体へ渡すことになる。 パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/338930.html

原文: 訳J.S