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1日経ったら“メール受け取ったた” 翻意…警察 ‘習慣性嘘’

原文入力:2009-02-14午後01:59:50
大統領府 広報指針 波紋
大統領府 顔色を見て道徳性投げ捨て…弁明すらせず
‘用役水砲’等 事実とあらわれれば弁解一貫

キル・ユンヒョン記者

←チュ・サンヨン新任ソウル地方警察庁長官が13日午前、ソウル,鍾路区,内資洞のソウル地方警察庁舍で警察幹部らの拍手を受けながら就任式場に入っている。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

警察の常習的な嘘と言葉変えが再び俎上に上がった。
13日大統領府が‘広報指針’が書かれたEメールを送った事実を認めた後、パク・ビョングク警察庁広報担当官は「3日午前イ・ソンホ行政官から電話とEメールを受けた」と認めた。警察は前日まで“大統領府からどんな形式の指示や指針も受けたことがない」として関連事実を全面否認していた。チェ・グァンファ スポークスマンは「今まで大統領府からただの一度も指示を受けたことはない」と話した。

パク広報担当官は嘘の説明をした理由について、「あちら(大統領府)で認定をしないのにどうして私たちがそうだと言えるのか」として「広報担当官として記者たちからかかってきた電話を受けない訳にもいかず終日苦しかった」と話した。大統領府の‘表情’を見ていて嘘の説明をしたことを事実上認めたのだ。

警察は嘘の説明が明らかになった後にも何の公式弁明を出さなかった。パク広報担当官は「私個人に来たEメールだから警察組織が弁明する事案ではないと思う」として責任を自身にかぶせた。「個人的な意見をやりとりしたものであり上部には報告しなかった」という大統領府の解明と‘歩調’を合わせようとする意図と見える。大統領府の容認が出た後に事実を告白する様子に対して、警察内部でも自嘲気味な声が出ている。ある一線警察署幹部は「いくら大統領府でも一介の行政官が‘指針’を下ろして、それを庇うために警察幹部が嘘をつかなければならない現実が悲しい」と話した。

警察は過去‘龍山惨事’の時も相次ぐ嘘解明と言葉変えで非難を受けた。キム・ソクキ前ソウル警察庁長官は警察特攻隊投入を承認したかという質問に「報告を受けただけで承認はしなかった」としたが、自身が署名した公文書が提示されるとすぐに「報告がすなわち承認」と言葉を変えた。また用役業者職員が水砲を撃ったという疑惑に対しても「水砲を撃ったのは警察官」と解明して「消防隊員がしばらく席を外した間、用役職員に‘噴射器を持っていなさい」と言った」と言葉を変えた。この他にも警察は警察特攻隊投入時点,デモ鎮圧マニュアル違反,安全装備準備不足,用役介入情況が明らかになった無線記録などに対してもいつも言葉を変えた。警察の過剰鎮圧行為を‘正当な法執行’と強弁しようとすれば苦しくなって非常識な解明が反復されたのだ。‘法と原則’を強調してきた警察のこういう二重的態度が公権力に対する国民の不信を煽る主な理由に挙げられる。 キル・ユンヒョン記者charisma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/338770.html

原文: 訳J.S