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3軍総長‘嶺南 総ざらい’17年間 こんなことは無かった

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/454255.html

原文入力:2010-12-16午後08:58:55(1189字)
文民政府以後 意識的地域配分
軍 出身地除いたプロフィール配布 批判

クォン・ヒョクチョル記者

キム・サンギ陸軍総長(慶北、浦項),パク・ジョンホン空軍総長(慶北、浦項),キム・ソンチャン海軍総長(慶南、鎮海)等 陸海空軍首脳部が全て嶺南出身で固められたのは1993年の文民政府スタート以後初めてであることが明らかになった。<ハンギョレ>が1993年以後に任命された陸軍総長13人と空軍総長11人、海軍総長9人の在任期間と出身地域を選び分析した結果、嶺南であれ湖南であれ特定地域出身が陸海空軍総長を独占したことはただの一回もなかった。
‘嶺南将軍’出身大統領が執権した朴正熙・全斗煥・盧泰愚軍事政権時は嶺南出身が陸海空軍参謀総長を独占するのが当然視されていた。

だが、金泳三大統領の文民政府以後、歴代政権は軍首脳部を構成する際に地域色から完全に脱離はできなかったが、自ら地域配分をしてきた。1993年以後に任命された陸海空軍総長33人の中で嶺南出身が17人で半分を少し超える51.5%を占めた。だが、歴代政権は陸海空軍総長の内、2ヶ所が嶺南など特定地域出身に偏れば残りの1ヶ所は意識的に他地域出身を任命してきた。

文民政府時の95年の場合、ユン・ヨンナム陸軍総長(慶南、宜寧),キム・ホンレ空軍総長(慶南、巨済)等、PK(釜山・慶南)出身が軍首脳部に進出し、特にキム・ホンレ空軍総長の出身地が当時の金泳三大統領の故郷と近いとして論難になった。だが、海軍総長には仁川出身のアン・ビョンテ大将を任命し軍首脳部のPK独占を意識的に避けた。

国民の政府時の99年には陸軍・海軍総長を共に湖南出身が占めた。特にキム・ドンシン陸軍大将(全南、光山)が湖南出身としては初の陸軍総長に任命され話題になりもした。だが、この時も空軍総長には慶北、慶州出身のパク・チュンテク隊長を任命し出身地域均衡を合わせようとした。慶南、金海出身の盧武鉉大統領の参与政府も2003年に海軍総長にムン・ジョンイル大将(慶南、河東),空軍総長にイ・ハノ隊長(蔚山)等、釜山・慶南出身を任命したが、陸軍総長はソウル出身のナム・ジェジュン大将を任命した。

国防部は15日、李明博大統領の浦項同志商高後輩のキム・サンギ陸軍総長と慶北、金泉出身のイ・ホンギ3軍司令官の内定事実を発表し、慣例とは異なり出身地域と出身高校を除いたプロフィール資料を配布し、軍内外から "頭隠して尻隠さず" という批判が出ている。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S