本文に移動

"延坪島で砲射撃訓練する" 合同参謀本部、2時間後 取り消し 騒動

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/451292.html

原文入力:2010-11-30午前08:50:15(1007字)

クォン・ヒョクチョル記者

合同参謀本部(合参)が29日午後‘30日午前10時 延坪島 砲射撃訓練’方針を明らかにし、2時間後にこれを突然取り消し、その背景を巡り多様な解釈が出てきている。

延坪面事務所はこの日午後5時と7時の二度にかけて「30日午前10時から射撃訓練が行われる」として「射撃開始30分前までに住民は近くの待避所に移動しなさい」と案内放送を通じ通知した。延坪島には住民36人をはじめとして緊急復旧要員と取材陣など民間人300人余りが留まっている。

<ハンギョレ>がこの日夕方6時30分頃、放送内容の確認を要請すると、合同参謀関係者は「延坪島挑発以後、中断していた砲射撃訓練を30日に実施することにした」とし「追加挑発に備え、西海5島海兵部隊に非常警戒態勢を命令した状態」と明らかにした。この関係者は「射撃訓練は延坪部隊が通常的に進行してきた訓練で西海連合訓練とは関連がない」と付け加えた。

だが、この日夕8時45分頃、延坪面事務所は「午後5時と7時に放送した射撃訓練案内は誤りの放送」とし「明日の射撃訓練はない」と訓練計画取り消しを知らせた。延坪面事務所関係者は「部隊が訓練取り消しの事実を知らせてきたので放送した」と話した。

‘射撃がない’という現地放送直後、合同参謀当局者は国防部記者室を訪ね「30日に延坪島で予定された射撃訓練はない」と明らかにした。この当局者は30日午前10時から射撃訓練を実施すると延坪島現地で放送したことに対しては「年間計画された射撃訓練を実施するために定めた数種類の予備日程の中の一つだったが、現地部隊で誤って理解し放送したこと」と説明した。合同参謀は「延坪島海兵隊射撃訓練は適切な時期に実施することになるだろう」と話した。

だが、別の軍当局者は「‘30日午前に射撃がない’という公式説明は、現在(29日)まで有効だが、30日の状況により変わることがありうる」と話し、30日に射撃訓練が再開される可能性を開けておいた。

クォン・ヒョクチョル、延坪島/イ・スンジュン記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S