原文入力:2009-02-08午前02:49:26
[現場] ‘龍山惨事追慕’ 3次国民大会
5千人余り参加, 一部街頭行進…警察色素水大砲乱射
汎国民対策委 “9日検察発表 操作されれば即刻ろうそく集会”
ホ・ジェヒョン記者
←5千余市民らが清渓広場近隣に集まり4次追慕大会を開いている。
龍山惨事’で命を失った撤去民たちを追慕する‘3次汎国民追慕大会’が警察の源泉封鎖の中でも7日午後4時からソウル,清渓広場で開かれた。
警察は清渓広場周辺に警察バスをびっしり列べ、市民たちが広場に集まれないように塞いだ。しかし5千余の市民たち(警察推算2500人,主催側推算1万人余り)は清渓広場から100余メートル離れた預金保険公社前に続々と集まった。市民たちは黒い服に‘謹弔’と書かれたリボンを付けて追慕大会に参加した。
市民たちは警察の追慕大会源泉封鎖の企図を強く批判した。カン・某(27)氏は「人が５人も死んだのに遺族たちの痛みをなんとも思わないで警察が追慕大会を開かせないようにしている」として「警察がどんな過ちを犯したのかまだ分からないようだ」と話した。
ペク・キワン統一問題研究所長は舞台に上がり、検察の撤去民拘束を強く批判した。ペク所長は「人を殺した人は拘束しないで、人を殺すことに対して戦った人々だけを拘束している」として「ならず者よりさらに悪い‘ネズミならず者’がイ・ミョンバク」と声を高めた。彼は引き続き「嘘でだまして行うクッ(祭祀）をメンクッというが、私たちは20日間警察と検察のメンクッを見ている」として検察の客観的な捜査を要求した。
龍山惨事で命を失った故ヤン・フェソン氏の息子ヤン・ジョンミン(27)氏が舞台に上がり、追慕発言をし場内を粛然させることもした。「火に焼けた遺体を見たことがありますか。私は不幸にも生まれて初めて見た遺体が私の父の火に焼けた体でした。(建物屋上から)降りてくれば焼酎一杯やりたかったのですが、そんな小さい幸福まで奪われました。(涙声で話す)龍山4区域撤去民たちは生きるために望楼に上がったのです。なのに警察が父を殺すとは思いませんでした。なぜ撤去民だけ捕まえて閉じ込めるのですか。検察と警察が謝る時まで最後まで戦います。」
←龍山惨事の遺族たちが遺影を持って街頭行進をしている。
5時50分、追慕大会を終えた市民たちは世宗路側に行進を始めた。黒い喪服を着た遺族たちが遺影を持って先頭に立った。その後を市民社会団体元老たちとロウソクのあかりを持った市民たちが‘撤去民を殺人者に仕立てる検察捜査を中断し捜査本部を解体しろ’と書かれた横断幕を持って従った。だが警察は毛廛橋（モジョンギョ）一帯に警察バスでバリケードを作り行進を妨げた。遺族たちは警察バス前に座り込み連座デモを行った。
警察は今日の追慕大会に対して厳正対処するという方針をたてていた。こういう方針に反発した市民たちはあちこちで警察と衝突を起こした。
警察は7時頃タプコル公園前に市民たちが集まり始めるや色素を入れた携帯用水大砲を市民らの服と顔などに無差別乱射し解散を試みた。集会参加者はもちろん通りを行き交う一般市民,取材陣までが警察の色素水大砲に当たりあちこちで抗議が続いた。これに対してソウル警察庁関係者は「普通、顔には撃たず服に撃つのだが、投入された隊員らが何日間も寝ることができなくて疲れて起きたことのようだ」と説明した。
警察の強硬対応にも市民1千人余りは鍾路2街から東大門運動場前まで街頭行進を行い、200人余りの市民は鍾路2街から退渓路4街まで街頭行進を行った。この過程で市民6人が警察に連行された。唇の右側が裂けたまま連行されたある20代の大学生は「警察に殴られた」と話した。
警察は今日、清渓広場だけでなく武橋洞一帯の小さな路地にまで兵力を配置し市民らの通行を妨げた。しかしこの過程で、追慕大会に参加した市民と一般市民とを区分せずに遮断して怨まれた。一部市民たちは武橋洞一帯を抜け出す方法が見つからなくて1時間以上も周辺をぐるぐる回った。ヨ・ソング(38・東大門区,回基洞)氏は「帰途に警察の制止を受け30分以上時間を浪費した」として「一般市民とデモ隊は区分して統制をしなければならないのではないか」と抗議した。警察は夜10時頃まで武橋洞一帯を統制した。街頭行進を終えた追慕大会参加者たちは明洞聖堂入り口に再び集まり10時頃整理集会を開いた後に自主解散した。
一方検察は9日、龍山惨事捜査結果を発表する予定だ。汎国民対策委は「検察発表が縮小されたり操作されたと判断される場合、その日即刻ろうそく集会を開くだろう」と明らかにした。
←鍾路2街歩道を行き交う市民が警察が撃った水色素砲に顔を撃たれたまま歩いていく。 写真<カラーTV>キム・ヨンハン氏提供.
ホ・ジェヒョン記者catalunia＠hani.co.kr
