原文入力:2010-11-18午前09:41:15(1461字)
イ・ソクヒョン議員、不法査察関連 追加疑惑提起
芸能企画会社まで査察…‘女性歌手 性暴行’も記録
コ・ナム記者
パク・ヨンジュン知識経済部２次官の下で仕事をした国家情報院派遣大統領府行政官がキム・ソンホ当時 国家情報院長(2008年3月～2009年2月)とチョン・セギュン民主党代表、イ・ソンホン ハンナラ党議員など与野党政治家たちを査察したという疑惑が提起された。民間人を不法査察した国務総理室公職倫理支援官室が歌手と芸能企画会社関係者などの民間人も不法査察した情況まで出てきた。
イ・ソクヒョン民主党議員は17日、国会予算決算委員会で情報提供を根拠に「李明博政府スタート直後、パク・ヨンジュン知識経済部次官が大統領府企画調整秘書官として勤めていた時期に一緒に仕事をしたイ・チャンファ大統領府前行政官が、キム・ソンホ当時国家情報院長(現 弁護士)を２度にわたり査察した」と主張した。イ議員は「イ前行政官は李明博政権のスタート後‘釜山Ｂ高出身のキム前院長が親盧指向PKばかり揃えている’としてイ・ジョンチャン前民政首席(2008年2月～6月在任)に‘キム・ソンホ院長体制の問題点’を報告しキム前院長が除去される契機が始まった」と話した。また、イ前行政官は2008年キム前院長が自身に提起された‘三星餅代’疑惑を解明するためにイ・ジョンチャン当時民政首席に会った事実も内密調査した後、チョン・ドンギ当時民政首席(2008年6月～2009年7月在任)に報告したとイ議員は明らかにした。
イ議員はイ・チャンファ前大統領府行政官がチョン・セギュン民主党前代表とチョン・ドゥオン ハンナラ党議員の夫人、親朴槿恵系イ・ソンホン議員、チョン・オクヒョン前国家情報院1次長(現 香港総領事)の夫人など計6件の不法査察をしたと主張した。
これに対して大統領府関係者は「常識的に国家情報院へ派遣された職員が逆に院長と次長を査察したということは話にもならない」と話した。国家情報院側は「イ・チャンファ前行政官の査察疑惑は確認できず、確認すべき懸案でもない」とし「イ氏が国家情報院に勤めた当時のことではなく事実関係を確認することはできない」と話した。
イ議員はまた「不法査察と関連して証拠隠匿疑惑で処罰された総理室派遣警察官クォン・チュンギ警正の手帳から重要な事項が発見された」とし「民間人査察捜査が依頼された直後の去る7月8日10時の会議の時に作成されたメモを見れば、エンターテイメント企画会社と演歌歌手まで査察していた」と話した。イ議員はこういう内容が含まれたクォン警正の手帳コピーを公開した。
クォン警正の手帳には、査察をした歌手と関連して‘演歌歌手。20代後半～30代初め。○○エンターテイメント○○○ 所属 女性歌手 性暴行。告訴拘束保釈。1審裁判中。被害者陳述16:00～23:00’と記されている。
イ議員はまた、クォン警正の手帳に「‘PD手帳整理、言論整理、中間報告2件’等の字句が記されており<文化放送>‘PD手帳’関連者査察を隠そうとしたと見られる」という疑惑も提起した。 コ・ナム記者 dokko＠hani.co.kr
原文: 訳J.S
