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世界教員団体 スーザン ホプクッ会長 "イ・ジュホ長官が面談申請 無視"

原文入力:2010-11-12午後08:48:33(959字)
"韓国政府、全教組弾圧 遺憾"

イ・ユジン記者

←スーザン ホプクッ世界教員団体総連盟(EI)会長

 "韓国に来る2週間前に教育科学技術部に公文書を送り、長官との面談を申請したが歓待どころか返事さえ受け取ることができなかった。世界中どこにも私たちに会ってくれない政府はなかった。遺憾だ。" 12日、全国教職員労働組合(全教組)大会議室で開かれた記者懇談会で、スーザン ホプクッ(写真)世界教員団体総連盟(EI)会長はイ・ジュホ教科部長官との出会いが実現できなかったことに遺憾の意を表した。彼女は「政党後援疑惑で懲戒にあった全教組教師らの問題を議論し、立場を伝えようとした」とし「韓国で起きていることは明白な労組弾圧」と主張した。

EIは全世界唯一の国際教員団体であり現在107ヶ国403教員団体を会員として置いている。加入した教員数が3千万人に達し、韓国でも韓国教員団体総連合会(教総)と全教組が加入している。

主要20ヶ国(G20)首脳会議に合わせ国際労働組合総連盟(ITUC)が開いた‘労働組合首脳会議’に教員団体代表として参加した彼女は韓国に来るやいなや全教組を訪ね、チョン・ジンフ委員長に面談し支持を表明した。ホプクッ会長は「国際労働機構(ILO)とユネスコは1966年‘世界教師の地位のための勧告’を発表し、教師も一般市民が享受する権利を十分に享受しなければなければならないと指摘した」とし「教師という理由で市民的権利に関する差別を受けてはならず、韓国政府も規約を批准した以上はこれに従わなければならない」と話した。

彼女はまた、時局宣言や一斉試験反対などに対しても「教師たちが労組を通じて政策に反対することは非常に当然なこと」とし「韓国の教員弾圧事例は国際的問題であり、私たちはこれを国際社会に知らせ各国の韓国代表部や大使館などにも持続的に抗議する」と話した。

イ・ユジン記者 frog@hani.co.kr ,写真全教組提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/448499.html 訳J.S