原文入力:2009-02-06午後07:13:28
“性暴行事件 道徳的責任”
ファン・イェラン記者
全国民主労働組合総連盟が事務総局幹部の女性組合員性暴行事件と関連して6日、対国民謝罪文を発表した。また民主労総副委員長5人は‘指導部総辞職’を要求して“道徳的な責任を負って辞退する”と明らかにした。
民主労総は指導部総辞職可否について、この日二日目の中央執行委員会を開き,激論を交わすなど内紛様相を見せた。
民主労総はこの日午後、‘対国民謝罪文’を出し“性暴行事件で国民の皆様に深慮と失望をおかけして深く謝罪申し上げる”として“こういう事件が再発しないように組織規律・教育を強化する”と明らかにした。続けて“被害者の苦痛を考えればより一層苦しくて申し訳ない”として“被害者の傷の治癒と被害にすべての補償をつくし2次被害がないように努力する”と明らかにした。民主労総は幹部らに対する性暴行教育プログラムを実施し傘下組織に性暴行事件発生処理指針を送ることにした。
論議になった‘指導部総辞職’可否は来る9日に中央執行委員会を再び開いて決めることにした。キム・ウンジュ,パク・ジョンゴン,チョン・ビョンドク,チュ・ポンヒ,ホ・ヨング副委員長など5人は「指導部が総辞職して一日も早く非常対策委員会体制に転換し事態を収拾しなければならない」と要求し、この日「個別辞退する」という意向を明らかにした。だがチン・ヨンオク委員長職務代行とイ・ヨンシク事務総長などは指導部総辞職の主張に反対し激論を交わし、収監中のイ・ソクヘン委員長に面談した後で最終態度を定めることにした。
ファン・イェラン記者yrcomm@hani.co.kr