原文入力:2010-11-01午後08:00:42(1057字)
‘G20首脳会議成功祈願国民大会’で主張
奉恩寺側 名誉毀損でイ前国防長官 告訴
チョ・ヒョン記者
イ・サンフン前国防長官がソウル、三成洞の奉恩寺を北韓と関連した左翼勢力の本部と主張したと知られ波紋が生じている。奉恩寺によればイ前長官は先月29日、ソウル鐘閣前で自身が常任議長である愛国団体総連合会が開いた‘G20首脳会議成功祈願国民大会’行事で2番目の演説者として出て来て、81ヶの左派団体がコエックスと隣接した奉恩寺に本部を置き、北韓と連携されていると主張した。
奉恩寺は1日、イ前長官を虚偽事実公表による名誉毀損罪でソウル中央地検に告訴し、ソウル中央地裁に誹謗行為禁止仮処分および損害賠償請求訴訟を提起した。奉恩寺側は「1988年から1990年にかけて国防部長官まで務めた要人が、1千人余りの右翼団体会員と市民を相手におおっぴらにしたこの発言はあたかも奉恩寺が北と連係しG20大会に反対する左派団体の本部であるかのごとく見られるようにするのに充分で、過去一部右翼団体会員たちが見せた過激な行動を誘発させる危険な発言と判断し、早くこの発言の真偽を明らかにする一方、根拠なき主張を日常的に行い国民世論を糊塗する無責任な人々に対し厳正な司法的判断が必要だと考え告訴した」と明らかにした。
イ前長官は以前にも何度も極端な発言をし論難をかもしたことがある。彼は昨年4月‘私学法廃止国民運動本部出帆式’で検察のパク・ヨンチャ不正捜査と関連し "盧武鉉大統領は三族(訳注:父系・母系・妻系)を滅ぼさなければならない" と話した。これより先んじた昨年3月、右翼団体のある行事場所では龍山撤去現場鎮圧過程で火災で6人が死亡した事件と関連して "龍山事件のようなことが米国で起きたら、すぐに銃器発砲をしただろう"と主張した。彼は "火炎瓶やゴルフクラブは武器" と前提にした後 "武器を持った暴徒は強硬に鎮圧しなければならない" と主張した。
イ前長官は盧泰愚政権の時、真露建設と現代精工などから軍納と関連し億台の金品を受けるなど栗谷事業不正にかかわった疑惑で拘束された前歴がある。
チョヒョン宗教専門記者 cho@hani.co.kr, eニュースチーム
原文: 訳J.S