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金正恩、金正日と北韓軍訓練 参観

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/442371.html

原文入力:2010-10-06午前08:41:37(1075字)
朝鮮中央通信、後継公式化後 初の動静報道
先軍政治継承・軍事力掌握 まず念頭に置いた模様

ソン・ウォンジェ記者

金正恩 北韓労働党中央軍事委員会副委員長が父親の金正日国防委員長に随行し北韓軍協同訓練を参観したと<朝鮮中央通信>が5日 伝えた。北側媒体が金副委員長の公開活動を報道したのは、先月28日の党代表者会を通じて彼が党中央軍事委副委員長に上がり後継構図が公式化された以後 初めてだ。彼が軍訓練参観を初公開活動として選んだことは‘先軍政治’の継承者というイメージを植え付け軍事力掌握に拍車を加えようとしているものと見られる。

<朝鮮中央通信>は金正日委員長が「労働党創建65周年に際し進行された朝鮮人民軍第851部隊の協同訓練を参観した」とし「党中央委員会政治局常務委員会委員のチェ・ヨンリム内閣総理、人民軍リ・ヨンホ総参謀長、党中央軍事委員会 金正恩副委員長、国防委員会副委員長のキム・ヨンチュン人民武力部長、キム・ギナム、チェ・テボク党秘書、キム・ギョンヒ党軽工業部長、チャン・ソンテク党行政部長、人民軍総政治局キム・ジョンガク第1部局長、パク・ドチュン党秘書、チュ・キュチャン党機械工業部長が同行した」と報道した。通信は金正恩副委員長を党中央委政治局常務委員のチェ・ヨンリム総理とリ・ヨンホ総参謀長に続き3番目に呼称し、彼が常務委員に次ぐ地位を持っているということを表わした。

ただし通信が金副委員長を公式肩書でのみ呼んだ点に照らし、今のところ彼に後継者としての特別な称号が付与されてはいないものと見られる。一部では党創建65周年記念日の10日に予定された大規模祝賀行事を契機に、後継者称号が与えられるのではないかという観測も出ている。金正日委員長は1980年6次党大会を通じて後継者として公開され‘親愛なる指導者 金正日同志’と呼ばれ始めた。

通信は「訓練開始命令が下されるや各種 地上砲の威力あふれる火力打撃と区分隊たちの緻密な協同により‘敵陣’は根こそぎ吹き飛び‘敵集団’は瞬く間に消滅した」と訓練状況を伝え、今回の訓練が砲兵中心の合同訓練であったことを示唆した。砲兵は金正恩副委員長が特別な才能を示した分野として宣伝される兵科として知られている。 ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr

原文: 訳J.S