原文入力:2009-02-04午後10:11:26
‘疑惑大きくなる’高麗大入試
同一単科大学志願 4人中
すべての領域で上回る学生脱落
ユ・ソンヒ記者
内申中心に選抜した高麗大随時2-2学期一般選考1段階で、同じ単科大学に志願したある高校の出身生徒4人の中で内申成績はもちろん非教科領域まで最も優秀な学生が落ちて成績が低い学生たちは合格した事例がまたあらわれた。
4日ソウル C女子高関係者たちに確認した結果、この学校の3年生O某,B某,K某,また他のK某さんなど4人の生徒が高麗大政経大学に志願したが成績が最も良いO某さんだけが不合格だったことが明らかになった。O某さんは内申等級が1.67で、各々2.02,2.11,2.78だったほかの学生に比べて優秀な水準だった。これに対してO某嬢の担任教師が高麗大に訪ねて行き経緯を尋ねると高麗大は「非教科領域で当落が分かれた」と話したと学校側が伝えた。
だが該当学生たちの非教科領域を見ても高麗大のこういう説明はうなずきにくい。O嬢は3年間ずっと皆勤であり1~3学年期間続けて優等賞を受けた。また模範賞・孝行賞などの校内賞はもちろん、ソウル市私立中高等学校長会が与える校外賞である善行賞も受けている。障害者奉仕23時間を含め計96時間の奉仕活動をしたし、国語能力認証試験3級と韓国史能力検定試験2級資格証も獲得した。
これに比べて合格したB嬢は1-1学期にだけ優等賞を受け、奉仕時間も67時間でO嬢に比べて少なかった。K嬢は校内賞の他に校外賞を受けたことがなく、奉仕活動もやはり86時間だった。また別のK嬢は2~3学年の間に欠席を10回しており、校内賞を受けたことがなく校内サークル活動では‘消極的’という評価を受けている。
C女子高進学担当のチャン・某教師は「入学選考が何かの福引きでもあるまいし、最小限大多数の人が納得できる結果を出さざるをえないのではないか」として「このように予測できない入試選考を一線学校でどのようにすれば信じて進学指導ができるのか」と話した。 ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr