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"MB物価、一般消費者物価より2.5倍さらに騰がる"

原文入力:2010-10-04午後07:50:19(1433字)
52ヶ MB生活必需品 19%↑一般品は8.7%↑
与野党‘秋夕(チュソク)価格 暴騰’安易な対処 厳しい追及
政府 "生産者 直取引 対策立てて 物価 抑える"

キム・ヒョンデ記者

←チョン・ビョンホン民主党政策委議長が4日午前、京畿果川の政府庁舎で開かれた国会企画財政委員会国政監査でユン・ジュンヒョン企画財政部長官を相手に白菜を手に持ち生活物価暴騰を問い詰めている。 ニューシス

4日、企画財政部と農林水産食品部など経済部署国政監査では、野菜価格暴騰に対する政府の安易な対処が俎上に上がった。

企画財政部監査でチョン・ビョンホン議員(民主党)は直接 白菜一株を持ち上げて見せ、ユン・ジュンヒョン財政部長官に「いくらか知っているか」と尋ねた。ユン長官が当惑しためらうと、チョン議員は「この白菜一株が1万5000ウォンで、キャベツ一株は8000ウォン、サンチュ100gで3500ウォン」として「李明博大統領は白菜が高いからキャベツを食べると言ったが、白菜一株分量のキムチを作ろうとすればキャベツが2~3株必要で(白菜の)代用食品にはなれない」とダメ押しした。

彼は「新鮮食品物価が‘暴騰’を越え‘爆弾’水準」とし「政府が中国産白菜を持ってくるというが、非常に足りない輸入物量で新鮮食品物価を捉えられるか疑問」と追及した。引き続き「イ大統領が2008年3月に指定した52ヶ生活必需品物価を集中管理することにしたが、一般消費者物価上昇率より2.5倍も大きく上がった」として、物価管理に失敗したと迫った。2008年3月以後、今年9月までに一般消費者物価指数は8.7%上がったが、いわゆる‘MB物価’は同じ期間に19.1%も上がり、52ヶ品目中で下がったのは米・ラーメン等 4ヶだけだ。

農食品部監査でチョン・ヘゴル議員(ハンナラ党)は「生産農家と直取引しろと政府が3年間に1350億ウォンを大型流通業社らに支援したが、大型流通業社の野菜価格は在来市場よりさらに高いと調査された」とし「大型流通業社中心の産地直取引事業で大企業だけが利潤を得、農民には何の役にも立たなかった」と指摘した。チョン・ボムク議員(民主党)は「野菜価格暴騰の渦中にも生協の供給価格は安定している」としながら「畑渡し中心の流通構造から抜け出し、野菜価格が安定するよう根本的な生産者直取引活性化対策をたてること」を促した。農林部長官を務めた同党のチェ・インギ議員まで立ち上がり「野菜価格暴騰と米価格事態などは予想されたこと」とし「弁解しようとせずに率直に至らなかったことを認めなさい」と苦々しさを吐露した。

ユ・ジョンボク農食品部長官は「生産者直取引中心の流通構造に変えなくては問題が解決されない」とし「年末まで白紙から検討するという考えで可能な方案を画期的に講じる」と話した。パク・ヒョンチョル農食品部食品産業政策室長は「農業人が最後まで生産に責任をもち出荷する協同組合方式が正解」とし「そうした側に支援が強化されるよう予算に反映する」と話した。

キム・ヒョンデ先任記者、ファン・ボヨン記者 koala5@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/442184.html 訳J.S