本文に移動

北韓 党規約‘マルクス・レーニン主義党’→‘金日成 党’

原文入力:2010-09-29午後10:56:15(976字)
党規約 どう変わったか
‘党の軍統制 強化’明示

イ・ジェフン記者

←秋夕名節の去る22日、平壌、牡丹峰公園に遊びに来た住民たちが準備してきた食べ物を食べながらのんびりした時を過ごしている。 AFP連合ニュース

北韓は28日に開かれた労働党代表者会で党規約も改正した。北側で労働党規約は 「朝鮮民主主義人民共和国は朝鮮労働党の領導の下にすべての活動を進行する」という‘社会主義憲法’ 11条が示すように、憲法より上位の規範だ。
だが、北側は改正した党規約全文を公開しなかった。代わりに党規約序文と‘党規約改正に対する党代表者会決定書’(決定書)だけを公開した。まず決定書によれば「人民軍の中の党組織の役割を高めることに対する内容を補充した」という内容が最も眼に触れる。党代表者会と党中央委9月全員会議を通じ地位が大幅に強化された党中央軍事委員会等を通じて‘党の軍統制’を強化するという意味だ。

この日 公開された党規約序文は1980年10月6次党大会の時に改正された内容とは異なる部分が幾つもある。まず、労働党は「金日成同志により創建された主体型の革命的マルクス-レーニン主義党」から「偉大な首領 金日成同志の党」に変わった。労働党の当面の目的は「共和国北半部で社会主義の完全な勝利達成」から「社会主義強盛大国建設」に下方設定した。労働党の最終目的だった「共産主義社会建設」は「人民大衆の自主性完全実現」に代替された。去る92年の憲法改正時からなされた体制目標の下方調整内容など去る30年間の変化を反映したという評価が支配的だ。

北側の対南戦略基調変化有無と関連して核心関心事だった‘労働党の当面の目的’は「全国的範囲で民族解放と人民民主主義の革命課題完遂」から「全国的範囲で民族解放、民主主義革命の課題遂行」に変わった。‘人民民主主義革命’から‘人民’を削除したことに具体的にどんな政策的意味が含まれているかはもう少し今後を見る必要がある。

イ・ジェフン記者 nomad@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/441493.html 訳J.S