原文入力:2010-09-26午後09:44:28(1040字)
前国税庁局長アン・ウォング法廷証言
"MBが実際の所有主になっている伝票見た"
ソン・ギョンファ記者、ファン・ジュンボム記者
アン・ウォング(50・拘束)前ソウル地方国税庁税源管理局長が法廷で‘李明博大統領が道谷洞土地の実際所有者になっている伝票がある’と主張した。アン前局長がこういう話をしたと報道機関に報道されたことはあるが、公開された席で直接こういう陳述をしたのは初めてだ。イ大統領の執権後、静かになった道谷洞土地の実所有主問題が再び論難になるか注目される。
アン前局長は去る24日、ソウル高裁刑事4部(裁判長 キム・チャンソク)審理で開かれた控訴審公判で自身の弁護人が昨年12月、あるメディアが報道した‘国税庁実務者 "道谷洞伝票、職員らみなが見た" …アン・ウォング局長、実務者との対話録音記録<新東亜>通じて公開’という題名の記事を提示し真偽を尋ねるや 「全てそのとおり」と述べた。
アン前局長側のチョ・グァンヒ弁護士は26日<ハンギョレ>との通話で「控訴事実自体がアン前局長を辞退させるために互いに合わせられたものと見るので、その捜査の背景と経過を説明するためにそのような審問をした」と明らかにした。
昨年末一部媒体はアン前局長が2007年の税務調査の時に大邱地方国税庁実務者であった当時、幹部と交わした対話の録音収録などを根拠に‘道谷洞土地伝票’疑惑を報道した経緯がある。アン前局長は2007年に実施された大邱地方国税庁のポスコ建設税務調査の際、イ大統領が実所有主と書かれた道谷洞土地関連伝票を自身が見ることになり、そのためにイ大統領の執権後、政権次元の辞退圧力を受けることになったと主張してきた。
先立ってアン前局長は税務調査対象業者に自身の夫人が運営する画廊で絵を買うよう圧力を加えるなどの方法で不当利益を得た疑惑で拘束起訴され去る6月1審で懲役2年と追徴金4億ウォンを宣告された。
アン前局長のこういう主張に対し大統領府関係者は「拘束中の被告人の一方的主張に対してああだこうだ話す必要性は感じられない」と話した。
スン・ギョンファ、ファン・ジュンボム記者 freehwa@hani.co.kr
原文: 訳J.S