原文入力:2010-09-05午後07:26:02(913字)
昨年 行事・祝祭経費 350億
2006年に比べ3.5倍も増える
キム・ギョンウク記者
ソウル市が昨年、各種行事と祝祭に支出した経費が350億ウォンに及ぶことが明らかになった。これは3年前に比べ3倍以上増えた規模で、ソウル市が‘展示’式行政に過度に予算を注ぎ込んだのではないかという指摘が出ている。
5日ソウル市の‘2009会計年度地方財政公示’によれば、昨年ソウル市が行事と祝祭に使った経費は348億2900万ウォンで、2006年98億5200万ウォンに比べ3.5倍以上増えた。昨年の行事・祝祭経費執行現況を見れば、行事運営費として278億3500万ウォンが使われ、16億5300万ウォンが行事実費褒賞金として執行された。また、ソウルドラマアワードとアジアソングフェスティバルのような民間行事補助に33億5400万ウォン、行事関連施設費として19億8700万ウォンが使われた。
行事・祝祭経費はオ・セフン ソウル市長が就任した2006年から毎年着実に増加した。2006年に98億5200万ウォンだった行事・祝祭経費は2007年149億9200万ウォンに増え、2008年には295億9100万ウォンへ急増した。ソウル市は「2008年からソウルデザインオリンピックなどを開催し、経費が大きく増えた」と説明した。
反面、同期間にソウルを除く全国6広域市の行事・祝祭経費は1.6倍増加した。2006年の536億5000万ウォンから2007年 691億9000万ウォン、2008年 691億1000万ウォン、2009年 857億5000万ウォンへ3年間に60%程度が増えた。
イ・ギウ経実連地方自治委員長(仁荷大教授)は「行事と祝祭は代表的な展示性行政事業」とし「ソウル市はこれを減らし働き口創出や福祉事業に使う方案を考えなければならない」と話した。
キム・ギョンウク記者 dash@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/438384.html 訳J.S