本文に移動

パク・クネ “国民共感形成から”…速度戦に制動

原文入力:2009-02-02午後10:00:06
イ大統領, 党・青(大統領府)昼食会で誕生日パーティーしても‘ぎこちない’

ソン・ヨンチョル記者

←イ・ミョンバク大統領とパク・クネ ハンナラ党前代表が2日昼、大統領府常春斉で開かれたハンナラ党最高委員・重鎮議員招請昼食会でぎこちない表情で座っている。 大統領府カメラマン団

パク・クネ前ハンナラ党代表が2日大統領府と党指導部との法案処理‘速度戦’に反対意志を明確に明らかにした。経済再生国会を主張して銀行法と放送法,非正規職法などの2月処理を主張してきた政府・与党としては強力な内部牽制にぶつかることになった。

パク前代表はこの日、大統領府で開かれたイ・ミョンバク大統領招請ハンナラ党最高・重鎮議員昼食会で「争点法案を眺める政府の観点と野党が眺める観点、国民が眺める観点の差が大きい」として「争点法案であるほど国民の理解を求めて共感を形成することが重要だ」と話したとチョ・ユンソン スポークスマンが伝えた。パク前代表は「社会統合が、難しい時期を克服するのに大きい力になることができる」として「なにとぞ党と政府が緊密に協議して経済も生き返り法案もよく処理されたら良い」と付け加えた。彼女はこの日午後、国会本会議場前で「速度戦を主張する政府・与党と考えが違ったようだ」という記者らの問いに「そうだ。 十分な国民の理解と共感形成の上で推進してほしい」と話した。パク前代表は争点法案処理につういて与野党が激しく対立していた先月5日にも「ハンナラ党が国家発展と国民のためにすると言いながら出した法案(処理過程)が国民に失望と苦痛を抱かせている点もとても残念だ」と手続きを飛び越えたハンナラ党の法案処理に否定的な意を表わした経緯がある。

パク前代表の発言は経済再生を前面に出して2月に争点法案を強行しようとする大統領府や党指導部の構想と少なくない見解の相違がある。イ大統領はこの日昼食挨拶の言葉で、「今私たちの前に置かれた経済的障害物は党・政が力を集めてこそ解決することができる。肯定の力を集める時だ」として一糸不乱な党の協力を遠回しに言い注文した。パク・ヒテ代表も「大統領は党の政治綱領政策を国政に忠実に反映し、党は大統領の国政遂行を積極的に後押ししなければならない。大統領を頂点に一致協力努力しよう」と同調した。イ大統領は先月30日<SBS>テレビ討論で働き口創出を強調し放送法改正の必要性を強調した。パク代表もやはりこの日<韓国放送>ラジオ プログラムに出演し金融-産業分離緩和,出資総額制限制緩和,非正規職法改定を2月国会で必ず処理しなければならない法として選んだ。この日昼食会でパク・クネ前代表の57回目の誕生日を祝って共にナイフを持ってケーキを切り祝いの歌まで歌って歓待したイ大統領としては気に入らない肯定的回答だった計算だ。

パク前代表が法案強行処理に否定的な意向を見せることによって‘争点法案2月処理’の不確実性はさらに高まった。与党内部ですら反発が大きい放送法,無理強い防止法など争点法案などは党内1/3ほどの勢力を持ったパク・クネ系統の協調を求めるのが難しくなった。その上、人事聴聞会と龍山火災緊急懸案質問など野党が刃を研いでいる懸案もある。キム・ヒョンオ国会議長もこの日、臨時国会開会辞で「対話と交渉で問題を解くべきで、再び(与党が)一方独走と暴力の姿を見せてはいけない」と話した。党内外の環境が法案処理速度戦に容易ではない。

ホン・ジュンピョ ハンナラ党院内代表は「パク前代表の言葉通り法案ごとに国民の共感を形成しようということは代議制でなく直接民主主義をしようという話」として不快感を現わした。

ソン・ヨンチョル記者sychee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/336444.html

原文: 訳J.S