原文入力:2009-02-02午後02:10:25
龍山追慕祭 聞き込み中、市民らにばれる
“示威に参加した軍人を確認しに来た”と弁明
チェ・ヒョンジュン記者
←去る31日夜、ソウル,明洞聖堂周辺で‘龍山惨事’犠牲者 ロウソクのあかり追慕祭現場を聞き込みしていて市民たちに捕まった首都防衛司令部所属の憲兵団軍人の身分証. <民衆の声>提供
陸軍,首都防衛司令部(首防司)所属の憲兵団軍人らが去る31日開かれた‘龍山惨事犠牲者 ロウソクのあかり追慕祭’ 現場を聞き込みしていて市民らに捕まった。陸軍は「通常的軍規巡回査察」と説明したが、市民団体らは「軍が民間集会に介入しようとしている情況が捉えられた」と主張し査察疑惑を提起した。
首都防衛司令部,憲兵団所属クァク・某(22)兵長など軍人6人は31日夜10時30分頃、ソウル,明洞聖堂付近で追慕祭に参加していた市民らに身元確認を要請された。市民らは短髪の青年たちが集まっているのを不審に思い‘警察じゃないか’として身分証を見せてくれと言い、これらは「ろうそく集会に出てきた大学生だ」としながら高麗大学生証などを提示した。
しかし市民らが‘私服警察’という疑いをおさめず、後から‘首都防衛司令部憲兵団所属’と打ち明けた。全て一兵~兵長などの士兵で二・四名ずつペアを組んでいて市民たちと接触してはいないが周辺には引率幹部もいたことが確認された。彼らはは集会に出てきた理由を「示威に参加した軍人がいるか確認しに来た」と話した。カメラなど採証装備は発見されなず市民らに30分余り捕えられた後に解放された。
だが現場にいた市民たちは「彼らが単純に軍人の示威参加を防ぐために出てきたとは考えにくい」として疑惑をおさめずにいる。市民チャン・某(40)氏は「一人の兵士が携帯電話で市民らの動静をどこかに報告していた」と主張した。
これに対して陸軍は1日「週末外出将兵が示威の人波に巻きこまれないように予防活動中だった」として「正常な軍規巡回査察および軍務離脱者逮捕活動を遂行中だった憲兵らを示威隊が抑留した事実は非常に遺憾なこと」と明らかにした。
チェ・ヒョンジュン記者haojune@hani.co.kr