原文入力:2010-08-19午後07:48:30(1259字)
ナ・ギョンウォン最高委員も "聴聞会の趣旨生かすべき" 同調性 発言
アン・チャンヒョン記者
総理・長官・庁長候補者たちの不正疑惑が繰り返し飛び出す中で、ホン・ジュンピョ最高委員など一部与党指導部が「問題がある候補者らは自ら去就を決めなければならない」として19日、自主辞退を公開的に要求して出た。
ホン最高委員はこの日、ソウル、汝矣島の党事務所で開かれた最高委員会議で 「我々が庶民政策をいくらやろうが箱部屋投機をした人が長官になるならば、その政府は庶民から信頼を受けられない」として、イ・ジェフン知識経済部長官候補者を直撃した。また、彼は「税金脱漏、不動産投機、こういうことをしていない人が(李明博大統領が8・15祝辞で明らかにした)公正な世の中を作る近道だ。今回の人事はそうした点で真に残念」としつつ「複数の疑惑が提起されている人は疑惑が解消されなければ自ら去就を決めることが正しい」と話した。彼は<ハンギョレ>と行った電話通話で、整理されなければならない具体的な候補者としてキム・テホ総理候補者とイ・ジェフン知識経済部長官候補者、シン・ジェミン文化体育観光部長官候補者など3人を挙げた。
ナ・ギョンウォン最高委員も同じ会議で 「聴聞会制度は不適格な人事に対して排除しようというのが導入趣旨」として「今回の人事聴聞会を終えた後、問題がある人が自主辞退するなり、または任命において別の手続きがなければならない」と話した。 2人の最高委員の発言は最近論難になっている聴聞会候補者に対する執権与党指導部要人による公開的な退陣要求という点で注目される。
ホン最高委員らが辞退対象に選んだ候補者の内、キム総理候補者はパク・ヨンチャ ゲート関与説と財産増殖および費用の不透明性などを巡り種々の疑惑が提起されている。イ長官候補者は2006年2月、高位公職者でありながら夫人がソウル、鍾路区、昌信洞の箱部屋1階建の建物を知人と共に共同で買いとったという事実が明らかになり、世論の集中砲火を受けている。すでに5回の偽装転入と不動産投機、譲渡所得税脱漏などあらゆる疑惑を受けているシン長官候補者は‘夫人の虚偽就職疑惑’に対し「妻が仕事をして正当な給料を受け取った」と解明したが、夫人ユン・某氏が2007年1年間に5680万ウォンを受け取った○社会長がシン候補者の中学校同窓であることが新たに明らかになり‘偽り解明’論難まで産んだ。
与野党は20日、イ・ジェフン知識経済部長官候補者とパク・ジェワン雇用労働部長官候補者に対する聴聞会を先頭に26日まで人事聴聞会を開く。アン・チャンヒョン 記者blue@hani.co.kr
原文: 訳J.S