原文入力:2009-02-02午前03:08:52
[野党-市民団体 87年以後 初めての大規模共同集会]
チョン・ユギョン記者ムン・ミンギョン記者パク・ジョンシク記者
←1日午後、ソウル,清渓広場をいっぱいに埋めた市民と市民・社会団体会員,野党4党指導部などが手立て札を振って‘龍山惨事’責任者処罰と大統領の謝罪を要求するスローガンを叫んでいる。 パク・ジョンシク記者anaki＠hani.co.kr
清渓広場1万人余りが参加…‘ロウソクのあかり’街頭行進
“民生経済破綻しているのに権力は危機感だけを造成”
“キム・ソクキを罷免してイ・ミョンバクは謝罪せよ!”
1日午後、ソウル,清渓広場では六人が犠牲になった‘龍山惨事’と関連して「誰も謝らず誰も責任を負わない現実」に対する市民らの批判と怒りがあふれた。‘責任者を処罰しろ’等の手立て札を持って清渓広場前に集まった1万人(主催者推算2万人/警察推算3千人)の市民は「政府は強硬鎮圧に対して責任を負え」と要求してロウソクのあかりを掲げた。
“なぜ警察とハンナラ党だけが違うというのか”
この日集会は野党代表らと市民・社会団体関係者たちが広場に設置された龍山惨事犠牲者焼香所に花を捧げることから始まった。この日各党代表の中で最初に演壇に上がったチョン・セギュン民主党代表は「イ・ミョンバク政権下でヨンサン惨事のような悲劇が絶えないのに恥を知らず責任も負わない」として強く批判した。カン・キガプ民主労働党代表は「民生経済も破綻している状況で権力を振り回す政権が国民に危機感を継続造成している」と語った。集会にはこの他にウォン・ヘヨン民主党院内代表とキム・ジンピョ・ソン・ヨンギル最高委員,クォン・ヨンギル民主労働党議員,進歩新党ノ・フェチャン共同代表などが参加した。
参加者たちは集会が開かれる遥か以前の正午頃から三々五々清渓川周辺に駆せ参じ始めた。市民社会団体旗の他に‘愛国漢陽’,‘義血中央’等の大学旗もあちこちで眼についた。警察はこの日、広場周辺だけで30個中隊2700人余りを配置し、広場から世宗路に向かう道路を機動隊バスで取り囲み完全に遮断した。
喪に服したまま遺影を持って前席を守った遺族たちは、舞台を見守り涙を拭いていた。遺族と犠牲者の御霊を慰労する意味で市民らは風燈を作り空に飛ばした。<朝露>の歌が鳴り響く中で風燈などが空に昇るや市民たちは同時に“謝れ!”,“責任者処罰!”を叫んだ。これを見守ったファン・セジュン(46)氏は「20年前には政治団体が先に立ち市民らに力を加える場外集会が多かったが、最近ではそういうことがなかっただけに、今日の集会はそれだけ状況が急だという話ではないだろうか」と話した。
参加者たちは夕方6時40分頃、明洞聖堂に向かって街頭行進を行った。遺影を持った遺族たちの後に各党代表らが「庶民を生かせ!’と書かれた横断幕を持って従い、一般市民たちが「殺人政権を処罰しろ!」等のスローガンを叫びその後に続いた。参加者たちは一時、乙支路入口地下鉄駅付近で進路を塞いだ警察と対立した。警察がデモ参加者らを歩道に押しやる過程でもみ合いが生じ、示威参加者2人が警察に連行された。
負傷者も続出した。警察官2名がケガし、父親とともにデモに出てきた5才の子供が、警察がデモ隊を歩道に押しやる過程で倒れ警察の盾で膝をケガするなどデモ隊2名が負傷し近隣病院で治療を受けている。一部市民たちは夜遅くまで明洞一帯で散発的な示威を行った。
チョン・ユギョン,キム・ミンギョン,イ・ギョンミ記者edge＠hani.co.kr
