原文入力:2009-01-30午後09:01:09
“ク・ボンホン社長認めることが正常化”
イ・ムニョン記者
シン・ジェミン文化体育観光部次官が30日<YTN>労組がク・ボンホン社長を認めない場合、YTN再承認が難しいという趣旨の発言で労組を圧迫した。労組は「ク氏を社長として受け入れなければ再承認できないという政府スポークスマンの脅迫」として強く反発した。
シン次官はこの日午前、定例記者懇談会で「労組がク社長を認めず法に背いて闘争してきたが、再承認が近づいて暫定的に闘争を中断した状態だ」として「一時、闘争が小康状態になったからといって(再承認の保留理由が)解消されたと見ることはできない。ク社長を認めることがYTNの正常化」と話した。昨年12月、放送通信委員会が労組の人事不服従を理由にYTN再承認を保留し、労組は社側と合意して報道局長選挙を行うなど人事不服従問題を解決するために努力してきた。
シン次官は「数日熱が下がった(労組闘争緩和)からと患者を退院(YTN再承認)させようというのが正しいと言えるか。放通委がよく見極めて判断すること」としながら労組のク社長認定なしには再承認が不可だという意思を表わした。シン次官の発言はYTN労使が報道局正常化を通じて再承認問題を解決しつつある状況で、「先にク社長認定,後で再承認’論理で労組を圧迫しようとする意図と解説される。
ノ・ジョンミョン労組委員長は「(シン次官の発言は)労組がク氏を受け入れなければ再承認することはできないという脅迫であり、放通委に再承認するなという指針を下したもの」としながら「YTNを正常化するのに先立ち、政府スポークスマンの口から正常化しなさい」と批判した。
イ・ムニョン記者moon0@hani.co.kr