原文入力:2010-07-27午前08:42:14(1429字)
ロシア海軍専門家グループは2010年5月30日から6月7日まで韓国に滞在し韓国民軍合同調査団の調査結果に接し、分析と実験のために必要な資料を収集した。
ロシア専門家たちに提示された資料を分析し実験した結果は以下の通りだ。
最初に、天安艦爆発は接触によらない艦船下部の水中爆発に分類される。
二番目、韓国側で公式に発表した天安艦沈没事件の調査結果は次のような理由のために実際に起きた事件と合致しない。
●韓国側で公式に言及した爆発時刻(21時21分58秒)は保有資料らに照らしてみた実際の予想爆発時間や、事件当日に艦船内の電流が切れ最後に撮影された動画の撮影時刻(21時17分3秒)と一致しない。
天安艦に搭乗していた乗務補助員が搭乗乗務補助員らが負傷したと海岸通信兵に携帯電話で知らせた時刻が21時12分03秒であり、この初めての通話時刻記録は韓国側が公式に言及したものと一致しない。
●天安艦は該当惨事がおきる以前から海底面に接触し右側スクリュー翼の全てと左側スクリュー翼2ヶが損傷を受け、毀損されたスクリューを光沢が出るほどひどく削り、スクリューの広い範囲にわたり摩擦による損傷部位があったことが調査の結果、感知されたという点が確認される。先立って言及したスクリュー翼の本体側と終端側が伸びている。右側スクリュー翼中1ヶの端に金属亀裂が発見され、これは "艦船右側プロペラ軸が瞬間的に止まることにより生じた慣性作用により、プロペラ翼の変形が発生した」という韓国民軍合同調査団側の意見と一致しない。
●被害艦船からプロペラ軸の右側ラインに絡まった漁網の残骸が発見された。これは「機動地域内に漁労区域が存在しない」という韓国側主張と一致しない。
●提示された魚雷の破片は北韓で製作されたものであるかもしれないが、インクで書かれた表示は、一般的な標準(位置、表記方法)に合致しない。提示された魚雷の破片を肉眼で分析してみる時、破片が6ヶ月以上水中にあったと見られる。
●艦船の被害地域には機雷の危険が存在し、これは韓半島、西海岸で停泊および航海場所を制限しているという事実からも間接的に立証される。
ロシア専門家たちが調査した結論は以下のとおりである。
最初に、天安艦の事故原因が接触によらない外部の水中爆発という主張が確認された。
二番目、天安艦は沈没前に右舷が海底部に接触し網が右側プロペラと軸の右側ラインに絡まりプロペラ翼が損傷した可能性が非常に高い。
網が右側プロペラと軸の右側ラインに絡まり天安艦は航海速度と機動性に制約を受けただろう。
艦船が海岸と隣接した水深の浅い海域を航海し、偶然にプロペラが網に絡み、水深の深い海域に抜け出す間に艦船下部が機雷アンテナに触れ起爆装置を作動させ爆発が起きた。
また、別の解釈としては、艦船がナビゲーションの誤作動、あるいは機動性に制約を受けた状態で航海し、偶然に自国の魚雷で爆発した可能性がある。
三番目、韓国側で提示した魚雷破片は口径533mmの電気魚雷と推測される。だが、この魚雷が天安艦に適用されたという最終結論は下していない。
原文: 訳J.S