原文入力:2009-01-29午後08:07:52
パク “首取っておいて調査するのが正しいのか” 攻撃
ホン “言うべきは全て言った” 不満表現
シン・スングン記者カン・チャングァン記者
←ハンナラ党パク・ヒテ代表(右側)とホン・ジュンピョ院内代表が29日午前ソウル,汝矣島の党事務所で開かれた最高委員会議に参加し席に座っている。ホン代表はこの日、心境が穏やかでないように会議が言論に公開されている間、一言も言わなかった。 カン・チャングァン記者chang@hani.co.kr
執権ハンナラ党のパク・ヒテ代表とホン・ジュンピョ院内代表が龍山惨事解決法を巡って対立を続けている。
パク・ヒテ代表は29日<平和放送>に出演して「事件が起きただけで指揮者の首を取っておいて調査する形で処理するのが正しいことか同意することはできない」とトーンを高めた。彼はまた「政務という話がこの頃よく使われるが、結局政治責任を問うという言葉と違わない。(私には)何の意味かわからない」として「事故がおこれば無条件に‘君責任を負いなさい’と言うなら公権力が果たして効率的に執行されるだろうか」と話した。
パク代表の発言は‘政務的責任論’ ‘管理責任論’を提起して警察庁長官内定者のキム・ソクキ ソウル警察庁長官の自主辞退を要求してきたホン・ジュンピョ院内代表を直接ねらったものと分析される。
ホン院内代表はこの日午前、最高委員会議で最初から口を閉ざしてパク代表の反撃に不満を表わした。ホン院内代表は<ハンギョレ>と会って「龍山事態に対して言うべきはすべて言った。さらに付け加える言葉がなくて沈黙した」と明らかにした。
二人の葛藤は龍山惨事に対する認識の差を反映するだけでなく、互いに違う政治的利害関係のために出てきているというのが党内外の大半の意見だ。院外人士で親イ・ミョンバク系統の支援を受けハンナラ党の管理者になったパク・ヒテ代表としては、今回の事態を‘法治主義確立過程からもたらされた避けられない事故’として認識する大統領府と親イ・ミョンバク系統議員らの情緒にコードを合わせるほかはない立場だ。反面、ソウル,江北地方区出身であり院内指令塔であるホン院内代表は‘政治は国会,行政は大統領府’という認識を土台に大統領府よりは民心と対野党関係を中心に置いて思考するほかはないということだ。
もちろん二人は人事聴聞会と争点法案処理など懸案が山積した2月臨時国会を控えて感情的争いが激しくなり‘敵前分裂’様相を見せることに負担を感じたようで午後に入って直ちに鎮火に出た。
パク代表はこの日午後、<文化放送>との生放送インタビューで「懸案を糾明してみて責任を質そうというのが党論」としながら「前の調査の部分は言わずに、後の部分だけ強調すると他の話のように聞こえるが一つも違うことはない同じ話」と話した。ホン院内代表も記者らと会って「私は今や院内代表から退く人」として「龍山解決法に差があるだけでパク代表と葛藤関係ではない」と明らかにした。
シン・スングン記者skshin@hani.co.kr