原文入力:2009-01-29午後07:27:57
ファン・チュンファ記者 ソン・ホジン記者
←カン・キガプ(写真)
ソウル南部地検刑事6部(部長 キム・チャン)は29日、国会暴力事態で告発されたカン・キガプ(写真)民主労働党議員を公務執行妨害嫌疑で不拘束起訴した。
検察関係者は「カン議員の陳述を聞くために何回も出席要求をしたがカン議員が出席に応じなかった」として「この間確保された証拠だけでも嫌疑が十分に認められると判断しカン議員の調査なしで不拘束起訴した」と明らかにした。警察と検察は6回にかけてカン議員の出席を要求したが、カン議員側は「国会事務局警護権発動の適法性可否が論争になっているだけに、党次元の立場が決まれば調査に応じる」として拒否してきた。
先立ってカン議員は去る5日、国会で篭城中だった民主労働党党役員らに対する強制解散に抗議して国会警衛に暴行し国会事務局総長室に入り什器をなぎ倒して暴言をした嫌疑で国会事務局などにより告発された。
これに対してパク・スンフプ民主労働党スポークスマンは「国会暴力の根源的原因が秩序維持権を不法に行使した国会事務局にあるという点を繰り返し明らかにしたが、そのような部分を判断せずに一方的に不拘束起訴したことは政治検察の姿を表わしたことに過ぎない」として「法廷で法理的に応じて、あらゆる事を明らかにする」と話した
一方、検察は韓-米自由貿易協定批准同意案上程過程で暴力を行使した嫌疑で告発された後、警察の出席要求を3回断ったムン・ハクチン民主党議員とイ・ジョンヒ民主労働党議員に対してはこれから警察調査をもう少し見守った後、検察調査可否を決める予定だ。
ファン・チュンファ,ソン・ホジン記者sflower@hani.co.kr