原文入力:2010-06-30午後09:48:49(1276字)
自宅で遺体で発見…遺書は残さなかった模様
事業ストレスのために普段から知人に "疲れた"
昨日 胃癌闘病中の父親を訪ねて "ごめんね"
キム・ミンギョン記者,ナム・チウン記者
←俳優パク・ヨンハ(33)
俳優パク・ヨンハ(33)氏が30日未明、自宅で首を括り遺体で発見された。この事件を調査中のソウル 江南警察署はこの日午後「遺書などは発見されなかったものの外部侵入の跡や抵抗による傷がない点などから見て、パク氏が自ら命を絶ったものと判断される」と明らかにした。
パク氏はこの日明け方5時30分頃、ソウル江南区、論峴洞の自宅寝室で首にコードを巻いて倒れている状態で母親のオ・某氏に発見された。オ氏は119救急隊に申告し、続けて到着した警察などが確認した時、パク氏はすでに亡くなっていた。
警察はブリーフィングで 「パク氏が普段から辛くても口には出さない方だが、2~3日前から周辺の人々に‘仕事も大変でこの生活もあまりに荷が重い’という話をしていた事実を確認した」と明らかにした。パク氏はまた、30日未明0時10分頃に帰宅した後、昨年末から胃癌で闘病中の父親に「お父さんの痛みを代わってあげられなくてごめんね、ごめんね」と言い、しばらく大きな声で涙を流しながら話し、自身の部屋に入ったと警察は伝えた。
警察は 「状況を総合してみる時、父親の癌闘病と事業・演芸活動を同時にすることなどにともなうストレスで酒を飲んだ後に衝動的に命を絶った模様」と明らかにした。
先立ってパク氏は29日夕8時30分頃、マネージャー イ・某(29)氏とソウル江南区、清潭洞のあるカフェで会い、今後の活動日程などを議論した後、夜9時5分頃に知人アン・某氏に会っていたことが確認された。
←芸能人自殺日誌
日本で人気があったパク氏は明洞に日本人観光客を相手にする飲食店を開く計画でアン氏にしばしば会ってきたと警察は伝えた。パク氏と別れた後、アン氏は30日翌1時10分頃‘疲れているように見えた、時間がありタイミングも良いので一緒に新しい何かを作ろう’という内容の携帯電話メールを送ったが、パク氏は答えを送らなかった。
パク氏は1994年<テーマゲーム>(MBC)でデビューした後、1995年<愛の花咲く教室>(KBS 1TV),1996年<スタート>(KBS 1TV)等のドラマを通じて有名になり、2002年<冬のソナタ>(KBS 2TV)を通じて韓流スターに飛躍した。
昨年<男の話>(KBS 2TV)と映画<作戦>に出演するなど最近も活発に活動し、映画<チョムミルミル>をリメークしたドラマ<ラブソング>(仮題)への出演が確定し撮影を控えていた。
キム・ミンギョン、ナム・チウン記者 salmat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/428254.html 訳J.S