原文入力:2009-01-27午後10:09:31
市民たち弔問続いて “時計が反対に回るように”
クォン・オソン記者
←ソウル,龍山撤去民惨事8日目の27日午後、ソウル,龍山4区域の惨事現場に整えられた焼香所でハン修道女が犠牲者を賛え弔問している。 チョン・ヨンイル記者yongil@hani.co.kr
‘龍山惨事’で亡くなった撤去民5人の遺族たちは深い悲しみに浸って正月を過ごした。
彼らが集まっているソウル,龍山区,スンチョンヒャン病院葬儀場4階合同焼香所は正月連休最終日の27日、落ち着いた雰囲気だった。焼香所には遺族たちが三々五々座り席を守り号泣もすすり泣きも聞こえなく比較的静かだった。
先立って正月当日には全国撤去民連合(全撤連)を含む市民社会団体で構成された‘イ・ミョンバク政権龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委員会’(龍山対策委)の人々と遺族たちが重苦しい雰囲気の中で雑煮を煮て分け合って食べることもした。リュ・ジュヒョン対策委スポークスマンは「名節なのに葬儀も行えずにいて遺族たちが非常に疲れている」と伝えた。遺族と対策委は徹底した真相究明が先行するまでは遺体を引き渡さないという態度だ。
遺族たちは言論に対して深い不信を表わした。全撤連のある関係者は「報道してくれと言う時は来なかった記者たちなのに…. 終わればいつもそうするように知らないふりをするだろう」と話した。遺族たちは焼香所内に記者など外部の人の接近を制限している。これは焼香所内に留まっていると分かった全撤連ナム・ギョンナム議長に対して検察が検挙時期を見計らっていることと関係がなくはないと見られる。
惨事現場である漢江路2街の南一堂ビルの前には正月連休にも市民らの弔問が着実に続いた。京畿道,一山で粉食店を営むというヤン・某(69)氏は息子と共に弔問を終えて「ニュータウン開発をしていれば地域に根をおろした行き場のない人々が追い出される」として「根本的な対策が必要だ」と話した。夫人・息子と共に弔問をしに来たパン・ジフン(54)牧師は「疎外された者,持たざる者の代弁者にならなければならない政府が、疎外された人々に責任を転嫁する姿を見て訪れることにした」と話した。クム・某(37)氏は「今回のことでとても驚いた。時計が反対に回っているようだ」と話した。現場を訪れたイ・ジョンヒ民主労働党議員は「死因と死体発見場所など多くの疑問を解決しないまま検察が時間がかかっているようだ」として「大統領謝罪やキム・ソクキ警察庁長官内定者辞退など収拾策を出さずに葛藤だけ大きくしている」と話した。クォン・オソン記者sage5th@hani.co.kr
原文: 訳J.S