原文入力:2009-01-27午後07:03:00
産業安全公団 “文句修正するという意味” 意味縮小 論難
チェ・ウォンヒョン記者
半導体製造工程の労働者疫学調査結果を“補完する”という韓国産業安全保健公団が‘報告書審議が終わったので補完することはない’と話をひっくり返し遺族などの反発を呼んでいる。
産業安全保健公団は去る20日、報道参考資料を出して‘公団が半導体疫学調査結果を補完することにした’という遺族などの記者会見およびマスコミの報道と関連して「疫学調査報告書に対する最終審議をすでに終えた」として報告書を補完しないという意向を明らかにした。
しかし公団は先立って去る14日、遺族などに送った回答では‘去る12月疫学調査結果発表の時、健康労働者効果を考慮しなかった’という遺族などの指摘と関連して「必要だと判断される場合、健康勤労者効果を考慮した韓国産業安全保健研究員の見解を…報告書に補完するようにする」と明らかにした経緯がある。遺族などの‘報告書修正要求’に対し、公団は同回答で「疫学調査最終報告書の結論の補完および文句修正などは疫学調査評価委員会の検討を経て実施」するとし‘結論を補完すること’を明示した。公団は去る12月発表した疫学調査報道資料は「主要結果だけを要約提示するほかはない形式上の限界があった」と付け加えた。
こういう公団の回答内容が言論に知らされ公団はまた言葉を変えた。疫学調査をした公団傘下の韓国産業安全保健研究院のカン・ソンギュ院長は「報告書を補完するというのは一部表現上の文句を直すことだけ」と話した。
これに対して遺族・市民団体などが集まった‘半導体労働者の健康と人権守り’(パンオルリム(四捨五入))は「公団が‘補完する’という意味を突然縮小しわい曲しようとしている」として公団側に厳重に抗議すると明らかにした。イ・ジョンナン労務士は「公団は疫学調査結果発表の限界が‘報告書にすでに反映されている’というが、この間一般人らに知らされたことは全くなかった」として「半導体資本の顔色を見ているのではないか」と批判した。
チェ・ウォンヒョン記者circle@hani.co.kr