国家情報院は24日、ウクライナ戦争に派兵された北朝鮮軍について、「死傷者が発生したという具体的な情報があり、綿密に確認中」であることを明かした。
国家情報院は、ロシアに派兵され、10月下旬ごろにクルスクに配置された1万1千人あまりの北朝鮮軍がロシア空輸旅団と海兵隊に配属され、一部は戦闘に参加していると、20日に国会情報委員会に報告している。その時点でも、参戦した北朝鮮軍から死傷者が出ていると一部の外国メディアが報道している。しかし国情院は、「北朝鮮軍が最前線で戦闘に参加しはじめたことから、死傷者が発生しているとみて、具体的な作戦遂行状況と被害規模を把握している。投降や捕虜、死傷者など、様々な情報が衝突しているが、正確な事実関係の把握に努めている」という説明にとどめた。