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‘軍浦(クンポ)殺害被疑者 ’最初の夫人 失踪・四番目夫人 焼死

原文入力:2009-01-27午後10:27:02
警察 関連性有無調査…カン氏 億台保険金受け取り
爪を全部切って密葬 ‘緻密な犯行計画’

キム・キソン記者キム・ミョンジン記者

‘軍浦で起きた女子大生殺害’疑惑など
失踪37日後に殺害・密かに埋葬された状態で発見された京畿,軍浦,女子大生(21)殺害被疑者カン・某(38)氏の行跡が多くの疑問を生んでいる。 カン氏は同じ家で寝ていた4番目夫人が火災で亡くなり億台の保険金を受け取っただけでなく、離婚した最初の夫人は3年以上にわたり失踪状態であることが明らかになり、カン氏周辺人物たちに警察捜査が拡大している。

■偶発的犯行?
カン氏は「女子大生を誘い性暴行しようとしたが偶発的に犯行した」と主張している。しかし犯行が始まった軍浦保健所はカン氏の家と職場(スポーツマッサージ業者)がある安山常緑駅から7KM以上離れたところだ。生活圏などの縁故も全くない。またカン氏は結婚を四回しており、最近まで恋人も二人いることが明らかになった。 警察は「女性は多かったが愛にも多くの失敗をして、女性に対する憎悪心を持てるような内容」と説明した。緻密な計画をたて縁故がない地域で犯行対象を物色した可能性が高いということだ。同時にカン氏は窮乏した生活で殺人と強盗までしたと述べたが、逮捕当時現金250万ウォンを持っており数億ウォン台の財産があるものと把握され犯行動機に疑問が大きくなっている。

←京畿,軍浦女子大生拉致・殺害事件の被疑者カン・某氏が27日午前京畿,華城市のある農道で行われた現場検証で女子大生を殺した後、遺体を捨てた過程を再演している。華城/キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr

■おかしな証拠隠滅
カン氏は警察に捕まる直前の24日午前、自宅近所で犯行に使った母親(54)のエクース乗用車を燃やし証拠をなくそうとした。カン氏はこの時、自分のムッソ乗用車も共に焼いた。従ってムッソ車両も他の犯行と関連した痕跡があるために共に燃やしたのではないかとの憶測を生んでいる。カン氏は警察のインターネット ポータルサイトIP追跡では容疑線上に上がらなかった。だがカン氏は捜査網が狭まってくると自分のコンピュータ ハードディスクに含まれた内容を完全に消す‘フォーマット’作業を行った。警察はカン氏がなぜ女子大生殺害と‘直接関連がない作業’をしたのかについて捜査力を集中している。一方、27日午前10時30分から2時間余り犯行現場などを回って行われた現場検証でカン氏が犯行隠蔽のために密かに埋葬する直前あらかじめ準備したはさみで亡くなった女子大生の爪をすべて切るなど背筋が寒くなる場面を平気で再演し、見守った遺族と市民200人余りが大声で叫ぶなど怒りをさく烈させた。

■他の犯罪はないか?
警察は犯行に使われたエクース乗用車などから軍用野戦シャベルとハンマー,鉄棒,斧,青テープなどが発見されたことにより他の犯行に使われたのではないかとして調査を行っている。警察は特に2005年10月30日カン氏が4番目の夫人(当時29才)の母親(当時60才・安山市,常緑区,本五洞)の家に行った時に起きた火災で億台の保険金を受け取った事実に注目している。当時、多世帯住宅半地下居間で寝ていた夫人とその母親は亡くなったが、小部屋にいたカン氏と一番目の夫人の間に生まれた息子(当時12才)は窓をはずして脱出した。カン氏は火災発生1~2週間前に2件,火災発生2年余前に2件など全4件4億3千万ウォン余りの保険に加入した。警察はまた離婚した最初の夫人(当時30才)が2003年3月に失踪申告されている事実も確認した。カン氏の最初の夫人は1999年に離婚した後、加平郡(カピョングン)で暮らしていたと伝えられた。警察は2006年12月24日び失踪し翌年5月8日安山市,沙士洞の山から全裸遺体で発見されたパク・某(当時37才)氏事件の場合、殺害女子大生埋葬地点からわずか4~5kmの距離という点を上げて関連性を調査している。 安産/キム・キソン記者player009@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/335361.html

原文: 訳J.S