本文に移動

[単独] CJ CGV ‘観客数縮小’ 巨額脱嫌疑 捜査

原文入力:2009-01-28午前07:49:19
検察, 秘密資金造成も調査…縮小額1千億台 推定
CGV “映画振興委員会コンピュータ・ネットワーク古く,重複・脱落 頻発”

ソク・ジンファン記者キム・ソンファン記者

国内最大のマルチプレックス映画館運営会社のCJ CGVが巨額の脱税疑惑で検察の捜査を受けている。
ソウル東部地検は27日CJ CGV側がマルチプレックス映画館の観客数を縮小申告した端緒をとらえ昨年11月、ソウル江南区,新沙洞の同社本社とCJシステムズ,映画振興委員会などを押収捜索し関連資料を分析中だと明らかにした。最近まで捜査を担当した検察関係者は「資料分析するのに時間がかかっているが、横領や脱税,秘密資金造成疑惑などに対して全面的に調査しており近い将来結論が出るだろう」と語った。

検察はCJ CGV側が入場券統合コンピュータ・ネットワークを管理する映画振興委に観覧客資料を提出する前に電算資料などを操作し観客数を意図的に漏らしたのか否かを集中的に捜査している。映画振興委側に観客資料を送るCJシステムズの観客数データと映画振興委が発表した観客数データ間の差が大きいためだ。検察はまた国税庁からCJ CGV側の税務申告内訳を受け取り、映画館と割引提携したカード会社などからも資料を提出させた。団体観覧客や早朝割引観覧客,割引招待券観覧客数を脱落させたのか否かも調査対象だ。

検察が押収捜索を行った慶南,金海市のあるマルチプレックスの場合、9ヶ程度の上映館を持っているこの映画館の観客脱落規模が年間10万人以上だと知らされた。他の上映館でもこのような脱落が確認される場合、縮小された売り上げ規模は全国的に1千億ウォンに近いものと推定される。

これに対してCJ CGV側は「観客数集計が違うのは、映画振興委が運用するコンピュータ・ネットワークが古くなり不安定で、観客集計が重複したり脱落することが多いために発生したもの」と説明した。また「検察側にもこういう事実を十分に説明し内部捜査の終結段階にあると了解しており映画振興委もこういう問題点のために近い将来コンピュータ・ネットワークを大々的に整備する計画であると把握している」と付け加えた。ソク・ジンファン,キム・ソンファン記者soulfat@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/335440.html

原文: 訳J.S