原文入力:2010-05-27午後08:27:07(1642字)
[選択 6・2 D-5] 実力者ら、保守指向教育長候補 露骨支持
‘金品’関連 公認剥奪したヒョン・ミョングァン候補 支援
相手候補 私生活 疑惑暴き ネガティブ運動
ソン・ヨンチョル記者,シン・ソヨン記者
←‘支持’誇示 保守陣営のイ・ウォニ ソウル市教育長候補(前列右側)とチョン・ジンゴン京畿道教育長候補が27日午前、ソウル 松月キルのソウル市教育庁記者室で‘大韓民国教育自治発展のための政策協力宣言’を行う間、ハンナラ党議員らがこれらの後方に屏風のように立ち並んでいる。後列右側からチン・スヒ,チョン・ドゥオン,ウォン・ユチョル,イム・ヘギュ議員。シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr
ハンナラ党が6・2地方選挙を控え、保守指向の特定教育長候補を露骨に支持するかと思えば、人身誹謗などネガティブ選挙運動を行い、公明選挙の雰囲気を執権与党が率先して傷つけているという批判が出てきている。
チョン・ドゥオン ハンナラ党スマート戦略委員長とチン・スヒ汝矣島研究所長、ウォン・ユチョル京畿道党委員長、イム・ヘギュ議員など、ハンナラ党議員らは27日ソウル市教育庁で開かれたイ・ウォニ ソウル市教育長候補とチョン・ジンゴン京畿道教育長候補の政策協力宣言記者会見に同席した。ハンナラ党指導部を構成するこれらは記者会見が終わるまで席を守った。
チョン委員長は「この席になぜ同席したか」という記者らの問いに「国民が正しい選択をするのに困難が多い」として「議員として政治的な信念により同席した」と話した。彼は「誰を支持すると言うことはできないが、私も有権者として関心があってきた」と付け加えた。保守指向の2人の教育長候補に対する事実上の支持意思を明らかにしたわけだ。先立って先月28日、水原で開かれたチョン・ジンゴン候補の選挙事務所開所式の際もハンナラ党のナム・ギョンピル、ウォン・ユチョル議員とコ・ヒソン水原、霊通区党員協議会委員長が参加した。
中央選挙管理委員会はこれに対して「ソウル市選管委に確認した結果、何の発言もしておらず単純に立っているだけでは地方教育自治法違反と見るのは難しいという判断を下したという」と明らかにした。だが、与党の核心党役員らが特定教育長候補の記者会見の席に同席し支持意志を暗黙的に明らかにすることは教育長の政治中立性を規定した法趣旨に外れるという指摘だ。
これと共にハンナラ党は弟が金品をばらまいた疑惑で拘束され、公認を取り消したヒョン・ミョングァン候補(無所属)と最近 政策連帯を結ぶ‘便法’を使うこともした。ヒョン候補の選挙遊説もハンナラ党道議員候補者らと共に進行することにした。チョン・ビョングク ハンナラ党事務総長とチョン・ドゥオン地方選挙企画委員長は、先立って去る16日 ハンナラ党済州道党事務所で記者会見を開き 「我が党の候補がいない状況で、党員たちが無所属候補を支持する行為は解党行為とは見ない」と話した。 金権選挙を追放するという当初の決然とした意志とは異なる姿だ。
また、イ・ウンジェ ハンナラ党女性委員長などハンナラ党女性議員らは去る25日、ペク・ソクドゥ平和民主党仁川市長候補の主張を引き継ぎ、ソン・ヨンギル民主党仁川市長候補の私生活疑惑を提起した。これに対しソン候補キャンプのキム・ソンホ スポークスマンは「とんでもない事であり、対応する価値すらない」とし「国家運営の責任を負っている与党が、政策とビジョンの対決でなく事実無根の人身誹謗をしていることに対して怒る」と話した。
ソン・ヨンチョル、チン・ミョンソン記者 torani@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/422884.html 訳J.S