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韓国、2月の出生児数は過去最低の1万9362人、死亡者は2万9977人

登録:2024-04-24 19:20 修正:2024-04-24 21:56
統計庁、2月の人口動向を発表 
52カ月間連続で人口が自然減
今年2月、ソウル市内のある産後養生院の新生児室で看護師など関係者が新生児の世話をしている/聯合ニュース

 今年2月の出生児数が2万人台を割り込み、2月の月間基準で過去最低値を更新した。

 韓国統計庁が24日に発表した「2月の人口動向」によると、2月の出生児数は1万9362人で、前年同月と比べて3.3%減少。出生児数統計の作成が始まった1981年以後、2月基準で最も少ない出生児数だ。2月の出生児数が2万人を下回ったのも初めて。昨年4月当時に発表された2023年2月の出生児数の暫定値(1万9939人)も2万人を下回ったが、その後に遅延申告分が反映され、現在基準では2万20人に増えた。ここ近年、月間基準で出生児2万人以下を記録した月は、昨年4月から12月までの全ての月、また2022年の場合は6月、11月、12月だった。

 市道別に見ると、ソウル市・仁川市・全羅北道・全羅南道・済州道の5市道は出生児数が1年前より増え、京畿道・釜山市など残りの12市道では減少した。

 月間出生児数は2022年10月から17カ月連続で前年同月に比べ減少している。月間最低値は昨年12月に記録した1万6253人。この傾向が続けば、今年も年間出生児数の最低値を記録する可能性が高い。年間最低値は22万9970人(2023年)だ。

 2月の死亡者数は2万9977人で、前年同月比9.6%増加。2月の人口は1万615人減少した。死亡者数が出生児数より多い状況が続き、2019年11月から始まった人口自然減の傾向は52カ月間続いている。

アン・テホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1137929.html韓国語原文入力:2024-04-24 15:23
訳J.S

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