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‘コーヒー党’創党 "有権者の権利 愉快に実践します"

原文入力:2010-05-02午後08:55:37(1341字)
全国30ヶ余ヶ所 同時多発‘パーティー’
一般人 自発的参加 相次ぐ

ファン・チュンファ記者,シン・ソヨン記者

←‘コーヒー党’創党式に参加したパク・ウォンスン弁護士と市民たちが2日午後、ソウル,中区,貞洞のフランチェスコ教育会館内のブックカフェ‘サンダミアーノ’で自分たちが直接作った実践綱領を紙に書き掲げて見せている。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

"辞典でパーティー(party)を探してみれば、‘一場の楽しく遊ぶ集い’という意味もあり‘政党’という意味もあります。一場の楽しく遊ぶ政党、コーヒー党創党式に来られたことを歓迎します。" 2日午後2時、ソウル,中区,貞洞のフランチェスコ教育会館内のブックカフェ‘サンダミアーノ’で‘コーヒー党’(Coffee Party)の公式創党式がコメディアン ノ・ジョンニョル氏の司会で始まった。

カフェには100人余りの人々がぎっしりと集まり空席を探すことが難しかった。‘ネズミの尻尾’ほどの月給に気が焦る若い会社員と授業料1000万ウォンの重荷を抱え込んだ大学生たち、まだ就職の夢をあきらめていない30代‘失業者’が入り乱れ、この日だけは皆が笑って騒いで愉快な時間を過ごした。ノ・ジョンニョル氏は自身の特技である歴代大統領声帯模写を通じた政治風刺で参席者たちを爆笑させ創党祝い公演も続いた。

26ヶ月になる娘を胸に抱いて出てきたユン・ギドン(40)氏は 「コーヒー党を契機に多くの人々が政治を難しいことではなく生活の一部として受け入れたら良い」として期待感を現わした。

コーヒー党は小規模の人々が集まり対話をし、政治的意思表現をする有権者運動で、米国の進歩指向有権者の集いである‘コーヒーパーティー’をまねて‘2010有権者希望連帯’が去る3月に初めて提案した。先月14日と19日には俳優メン・ポンハク氏とクォン・ヘヒョ氏が集いを用意するなど、すでに全国各地で100ヶ余りのコーヒー党の集いが開かれた。

コーヒー党はこの日の創党宣言文で「ひとりの市民でも さらに政治に関心を持ち有権者として自身の権利を楽しく行使する場を作ること」として「コーヒー党が社会を肯定的に変化させる小さな種となり、進んで6・2地方選挙で大きな変化の風が吹くことを期待する」と明らかにした。

この日の創党式では‘6・2地方選挙で投票率を上げる方法’という主題でミニ討論会が開かれもした。パク・ウォンスン希望製作所常任理事は「去る地方選挙当選者の25%が刑事処罰で立件されたことがあるのが私たちの政治の現実」として「市民の関心と自発的参加が大韓民国の政治を変えることができる」と強調した。この日、貞洞で開かれたコーヒー党公式創党行事の他にも、ソウルと地方30ヶ所で同時にコーヒーパーティーが開かれた。

ファン・チュンファ記者 sflower@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/418860.html 訳J.S