原文入力:2009-01-23午後09:03:52
対策委 糾弾会見…遺族, 専門医の参加する再解剖検査要求
クォン・オソン記者キム・グァンス記者
龍山撤去民惨事の責任を撤去民側にだけ押し付ける方向に検察捜査が流され市民社会団体と犠牲者遺族たちが激しく反発した。
‘イ・ミョンバク政権龍山撤去民殺人鎮圧汎国民対策委員会’(龍山委員会)会員と遺族など20人余りは23日午前、ソウル,瑞草洞ソウル地方検察庁前で記者会見を行い、「殺人鎮圧隠蔽・縮小する検察捜査本部解体」等を主張した。これらは会見文で「検察の連行者6人拘束令状請求と全国撤去民連合捜査拡大方針は殺人鎮圧の責任が無理な公権力投入にあるという事実をわい曲するための対国民詐欺の序幕」と話した。また「警察最高責任者のキム・ソクキ警察庁長官内定者に対する事前拘束令状は請求しないまま、無力で金のない弱者である撤去民らにだけ拘束令状を請求したことは汎政府次元の隠蔽が進行しているという証拠」と話した。
この席で人権実践市民連帯のオ・チャンイク事務局長は「死亡者は国会議員らが弔問するが、生き残った者はテロリストという話なのか」として検察を批判した。イ・ジョンヒ民主労働党議員は「大統領府は検察が時間を稼いでいる間に警察庁長官人事聴聞会要請案を出さず正月以後まで問責を先送りしようとする図々しさを見せている」と政府を叱責した。
遺族はこの日午後、合同焼香所がある龍山スンチョンヒャン大病院で記者会見を行い「遺族たちが専門医を同行して再解剖検査をするようにしてくれ」と要求した。遺族たちは「国立科学捜査研究所で亡くなる前殴られた跡がないと言ったが、遺体を見るとひどく焦げていて肉片がない場合もあった」として「殴打痕がなかったのかまた明らかになるだろう」と語った。
龍山委員会はこの日夕方7時、厳しい寒さの中のソウル駅前広場で2千人余り(龍山委推算3500人,警察推算1700人)が参加した中で‘龍山惨事汎国民追慕大会’を開いた。参加者ユ・某(31)氏は「龍山再開発はよく分からないが撤去民らを一方的に売り渡す政府発表は暴力だと考え,集会に参加することにした」と話した。市民達は1時間30分余り集会を開いた後、道路行進はせずに解散した。
民主労働党蔚山市党もこの日午後5時30分から北区ピルグリンアパート前で“龍山撤去民殺人鎮圧イ・ミョンバク退陣,責任者処罰”を要求する蔚山市民ロウソクのあかり文化祭を開いた。
映画人会議,韓国作家会議など文化芸術団体会員10人余りはこの日午後、龍山惨事現場で追慕祭を開いた。これらは‘お前たちが誰なのか、その時分かった’という題名の追悼詩を朗読しイ・ユンヒョプ画伯の詩と絵が描かれた横2.5m,縦6mの垂れ幕の絵を惨事建物の道路側面3階高さにかけた。
韓国仏教宗団協議会 仏教人権委員会もこの日午前、建物の前で慰霊祭を開いて「胸に手をおいて思案して熱く考えてみよう。果たしてこの国に何の民主主義があって、何の自由があるのか」という内容の哀悼詩を捧げた。天主教正義具現司祭団は正月連休が終わった後、惨事追慕ミサを開く方案を検討していると分かった。
クォン・オソン,蔚山/キム・グァンス記者 sage5th@hani.co.kr