原文入力: 2009-01-22午後08:06:36
国家競争力強化委員長に内定
チョン・ナムグ記者ファン・ジュンボム記者
←カン・マンス(写真)
イ・ミョンバク大統領が経済政策の運用失敗責任を問い更迭したカン・マンス(写真)企画財政部長官を新任国家競争力強化委員会委員長に内定した。
大統領府関係者は22日「カン長官はイ大統領の経済政策を共に作り昨年韓-米通貨スワップ協約締結に寄与するなど能力も備えている」として「強い推進力を持ち委員会が今年本格的な執行に入る規制改革に適任者と評価された」と話した。彼は「委員長は非常経済対策会議にも定常的に参加する可能性が高い」と伝えた。
イ大統領がカン長官を更迭するやいなや、直ちに近い席に再び任命したことは、カン長官に対する市場の評価と大統領の認識との間に距離が非常に大きいということを圧縮的に見せる。
野党圏は「図太さで一貫している」と批判した。民主党キム・ユジョン スポークスマンは「カン長官は我が国の経済を荒地にした張本人なのに、そんな彼が国家競争力を強化させることができるのか」と論評した。
自由先進党パク・ソニョン スポークスマンも「国家競争力までも破綻させようという姑息な手段ではないならば‘カン・マンス カード’を撤回し委員長を新しく選任しなければならない」と促した。
国家競争力強化委員会は現政権になって新設した大統領諮問機構で規制改革と公共革新,法・制度先進化など主要政策課題の実行計画を議論する機構だ。会議には大統領が参加し財政部長官と大統領府経済首席が当然職政府委員(当該職責に就いた人が自動的に委員になる),国政企画首席が幹事委員だ。ハンナラ党政策委議長,チョ・ソンレ全経連会長など経済団体会長,韓国開発研究院長など国策研究所所長,韓国労総会長などは委嘱委員だ。
各部署長官たちは関連案件が上程される場合参加する。
イ大統領は昨年にもいわゆる‘牛肉政局’で政策混乱をきたした責任を問い更迭したキム・チュンス前大統領府経済首席を経済協力開発機構(OECD)代表部大使として、外国為替市場政策責任を問い更迭したチェ・チュンギョン前次官をフィリピン大使に直ちに任命し、‘見返り人事’という指摘が出た経緯がある。
チョン・ナムグ,ファン・ジュンボム記者jeje@hani.co.kr