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ハン前総理, 控訴事実 全て否認

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/414062.html

原文入力:2010-04-02午後10:00:35(1275字)
"クァク・ヨンウク氏 石炭公社 社長志願 知らなかった"
検察, わいろ授受疑惑で懲役5年求刑

ノ・ヒョンウン記者,ソン・ギョンファ記者

クァク・ヨンウク(70)前大韓通運社長から5万ドルを受け取った疑惑で裁判を受けているハン・ミョンスク(66)前国務総理が2日の結審公判で「クァク前社長が石炭公社社長に志願した事実さえ知らなかった」として控訴事実を全面否認した。検察はわいろ授受疑惑でハン前総理に懲役5年と5万ドルに相当する金額を追徴金として求刑した。

ソウル中央地裁刑事合議27部(裁判長 キム・ヒョンド)審理で開かれたこの日の公判でハン前総理は‘大統領府人事担当者または産業資源部長官などにクァク前社長を石炭公社社長に推薦したことがあるか’という弁護人質問に 「推薦したことはなく、応募期間さえ知らなかった」と明らかにした。

ハン前総理は続けて「総理公館で昼食をすれば儀式順序により常に先に昼食室を抜け出た」とし「昼食を終えた後にも執務室にすぐに移動しなければならなかったため、先に警護車両と共に執務室に行った」と明らかにした。また彼女は 「総理公館での昼食はチョン・セギュン(産業資源部)長官の退任を記念するために同郷の人どうし席を用意した」と話した。

ハン前総理はクァク前社長からゴルフクラブを贈り物にもらったという検察主張に対し「同僚政治家・企業家・官僚・言論人などとはゴルフをしたことが一度もなく、ゴルフクラブはブランドの名前もよく知らない」と話した。彼女は最終弁論で「総理という席にいて、一層高い道徳性を持たなければならないことと信じ、そのように生きてきたが検察は親しければ金を受け取るだろう、ご飯を食べれば請託を受けるだろうという推定により起訴した」とし「真実を明らかにするために最善を尽くしたのみで、正義と真実が勝つということを示すようお願いする」と話した。

反面、検察は「クァク前社長は具体的わいろ伝達方法について記憶が新しく出たことを除けば陳述に一貫性がある」と明らかにした。検察は懲役5年などを求刑し「ハン前総理は最高高位公職者として公館でわいろを受け取るなど、国民の信頼を大きく損ない、クァク前社長との関係やゴルフクラブなどに対して偽りで一貫している」と主張した。

ハン前総理は2006年12月20日、ソウル,三清洞の総理公館で昼食をした後、クァク前社長が椅子に置いて行った2万ドルと3万ドルが入った封筒2ヶを受け取った疑惑で起訴された。1審宣告は来る9日に予定されている。

一方、検察はクァク前社長に対しては「誤りを全て認め、全財産を処分して横領金を返済した」とし懲役3年6月を求刑した。

ノ・ヒョンウン,ソン・ギョンファ記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S